異論は承知であるが、個人的に本作がKANSASの最高傑作と思う。ライヴ盤だが、選曲はこの当時のBESTと言える内容である。オープニングのSong For AmericaからとっぷりKANSASワールドに漬かってしまう。更に怒涛のように、Paradox、Point Of Know Returnへの流れは見事だ。この当時のKANSASのライブセットがどのような順であったか知らないが、本作の構成は申し分ないと思う。僕は、本作の中間部にあるS.Walshがエモーショナルに唄うPiano solo~Lonely WindとPortlaitsが好きである。最終曲のMagnum OpusもLEFTOVERTUREと異なる感じのイントロであるが、その変貌振りも見事である。優れたライブ・アルバムである。
このアルバムって長い曲けっこうあるにも関わらず聴いてるとあっという間に時間が経っちゃうんですよね。 こんな素晴らしい曲達が自分が生まれる前からあったということに驚かされます。 IMOGANさんの言われる3曲の流れ、俺も大好きです。 THE WALLの入り方がとてつもなく壮大で、ほんと鳥肌たちますよね。