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BLACKWATER PARK (2001年)
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BLACKWATER PARK
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解説 - BLACKWATER PARK

2001年3月12日、Music for Nations/Koch Recordsよりリリースされた5thアルバム。
プロデューサーにPorcupine TreeのSteven Wilsonを迎えての最初のアルバムである。
アメリカ、イギリスどちらのチャートにも乗らなかったが、2008年5月までにアメリカ国内で93,000枚のセールスを記録している。
"The Drapery Falls"と"Still Day Beneath the Sun"がシングルカットされたが、後者はアルバム本編から外されて再発版のボーナストラックとして収録されている。

Recorded:August–October 2000, Fredman Studio, Göteborg, Sweden
Producer:Opeth, Steven Wilson
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 定ちゃん ★★ (2001-07-13 10:12:00)

プログレデス(?)バンドの5作目。デスと書いたものの、曲は完全にプログレロック風で、
デスヴォイスと普通声の割合は3:7くらいかな?
3曲目なんかは「ピンクフロイド」かと思いました。
デスメタルバンドにしては珍しく、フォークギターを多用し曲展開も複雑で疾走曲などありません。しかし、作曲、構成能力が高く、7~8分台の曲も飽きさせずに聴かせます。
ゾクゾクさせられる曲展開、泣きのメロディアスなギター、もの悲しいヴォーカル、これは
デスメタルの枠を超えた叙情プログレメタルの名盤だと思います。




2. しのたく ★★ (2002-04-23 16:09:00)

ロマンティック・フォーク・サイケデリック・プロゲレッシブ・デス・メタルの巨匠、OPETHの
完璧な美しさを誇る5thアルバム。
あまりのその深さ、美しさに聴けば頭はグルグル、心はドキドキ。
まあ、きけばわかるっしょ。
ただ疾走曲なんてないし、歌メロは弱いのでそういうのが我慢できない人は聴かないでね。
ていうか、そんなのとは無縁の世界だし。



3. むんむい ★★ (2002-05-04 00:58:00)

夜お酒を一人で飲みながら聴いてしょっちゅうtripしてます。何回聴いても飽きがこないですな。



4. ケイン ★★ (2002-09-20 03:08:00)

最近のヘヴィローになりました。一発でお気に入りです。デスとクリーンの対比が秀逸。
どちらの声も恐ろしく美声である。2曲目の「BREAK」は今の所、今年No.1の曲。
サビがとても美メロ。



5. ケイン ★★ (2002-09-20 03:10:00)

最近のヘヴィローになりました。朝の目覚めにキキます。一発でお気に入りです。
デスとクリーンの対比が秀逸。どちらの声も恐ろしく美声である。2曲目の「BREAK」は今の所、今年No.1の曲。サビがとても美メロ。フォークギター、ピアノの使い所などセンスの高さがうかがわれる。



6. そぼろ ★★ (2003-07-04 21:28:00)

2曲目いいですね。歌メロがかなりいい。
雰囲気的にはpain of salvation のアルバムREMEDY LANEや
THE PERFECT ELEMENT PART1 のようだ。
ドリームシアターにも似ている雰囲気のきょくもあり、私好みだ。



7. 夢想家・I ★★★ (2003-11-08 01:22:00)

このバンドはいわゆるメロディック・デスメタルでは無く、どちらかというと'70年代のプログレッシヴ・ロックをルーツとし、それを極度にヘヴィ化してモダンに仕上げている感じだと思います。しかし初期のアルバムではまだ作曲が未熟で、その能力を完全に活かし切れてはいませんでした。
そんな彼らもついに本作で化けました!プログレとエクストリーム・メタルという2つの要素を最高のバランスで融合させる事に成功したと思います。

派手さは無いですが、まさにいぶし銀のような渋い味わいのアルバムだと思います。




8. ボドムっ子 ★★ (2004-01-13 01:47:00)

他のジャンル、バンドとは比較できない圧倒的なオリジナリティーを持つOPETH。
ほんと~に味わい深いアルバムを毎度作ってくれます。
めくるめく展開に心を奪われる間違いなし。
曲の長さもOPETHの世界観を表すためには必然。一般的には曲が長いとマイナスのイメージがあるけど、彼らの圧倒的な作曲能力の下ではそんなイメージは全くない。むしろ彼らにとっては、曲の長さがアドバンテージであるようにも感じてしまう。
歌詞を見るとこれもすごい。詩人です。




9. aNg ★★ (2004-04-03 17:00:00)

芸術品



10. 美雪 ★★ (2004-07-25 01:23:00)

Still Lifeも甲乙つけがたい作品。
DeliveranceもDamnationも見事な作品。
しかし、このBlackwater ParkこそがOpethでしょうね。
現在のRock/Metal界において、最も貴重なバンドの一つではないかと思います。



11. Prowler ★★ (2004-08-09 01:14:00)

自分が思うに…
この作品はハーモニーを重視して作られてると感じます。
HarvestやDirgeForNovemberが特に躊躇じゃないっすかね
内から闇がひたすら込み上げてくるのに涎を垂らしながら快感を得る事が出来る人じゃないと
特に上記の後者はキツイでしょう(笑)
ここまでクるメロディを満載したアルバムはそうないでしょう、大傑作です。



12. cory ★★ (2004-09-23 13:01:00)

正直いって最初聞いたときは良さがわからなかったです。
三ヶ月ほどたち聞きこんで見ると、アルバム全体の雰囲気が只者じゃないことにきがつきました。一曲の中に音像のドラマがあり、高度な演奏技術をもって複雑な曲展開を構成するところにミカエルの作曲能力の高さがあらわれています。ストリングスを大胆に導入し、静と動のバランスがみごとです。アゴ勇さんが言っておられるよう、自分も輸入盤含めて彼らの芸術を堪能したいという欲求に駆られました。



13. k.s.m.2 ★★ (2004-12-10 12:23:00)

私のOPETH初体験です。へヴィさも結構あるのですが、凍りついた空気感を楽しむのが本来の味だと思います。曲の長さも良いです。細かいことは既に上で語られているのでそちらを参照(笑)。
『Still Life』(前作)と比べると、曲毎に独立で聴く構造ですが、逆にそのお陰でアルバム全体の色調のコントラストが見えるのは特長ですね。前作のドラマ性も良いものですが。
蛇足ですが・・・ケインさんの発言にある曲名、ブレイクではなく「Bleak」ですよね?「荒涼とした」の。




14. カズチン ★★ (2005-01-14 22:53:00)

OPETHはどのアルバムも素敵です、もちろんこのアルバムも。
STILL LIFEのようなコンセプトアルバムでなく、
DELIVERANCE、DAMNATIONのような「動」と「静」の色もなく
最もOPETHらしい作品なんでないでしょうか。
他作とも比べるとメロディが分かりやすく綺麗な感じがして
これが一番勧めやすいんではないかと思います。
曲の長さ、一曲の中の極端な二面性、ダークさ、人によってはマイナスかもしれないが
ハマるとこれがホントに癒えるんです。




15. J尾崎 ★★ (2005-01-20 09:09:00)

なぜ今ごろやっとこのCDを手に入れたのか。こんな神盤を放っておくなんて・・・
書きこみ見たら分かりますけど冗長に感じるとか、デス声が嫌だとかそんな意見は出そうもない凄まじく練りこまれた楽曲にプレイアビリティ。リフがリフをなぎ倒し展開で展開を破壊する(早口言葉みたいになってる。。)って感じでとにかく重厚。メロディの質にしろテクニックにしろ最高峰のものがバンバン飛び出します。
プログレッシヴ・デスメタルなるジャンルが存在するならこのアルバムをもって然るべき、そう思います。
今まで聴いたメタルの中で1,2を争う衝撃を受けました。凄過ぎ。Opeth最高。




16. デスあやや ★★ (2005-02-18 20:00:00)

これが今のところ一番好き。



17. Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-02-28 18:37:00)

こういう音楽はプログレッシブ・デスメタルというカテゴリーに属するんでしょうか?
一曲10分とかの長さの曲が普通に存在するにもかかわらず、冗長さが無いために、
一枚通して聴いた時の充実感、疲労感(笑)はかなりの物になるアルバム。
もう彼等の曲って「Song」「Tune」じゃなく、「Opus」って感じです。
この作品、ギターリフのメロディが凄く印象的ですよね。
へヴィさの中に悲哀のメロディを編み込んでくるリフは、「喪失の渦」という言葉を
連想させられました。ただ、プログレに全く免疫が無い私としては、⑥のような
リフのメロディには新鮮さと共に戸惑いも同時に感じてしまったりした部分も。
そしてそれ以上に凄いのがヴォーカル。
クリーントーンとデスヴォイスの咆哮の使い分けの上手さも然ることながら、
そのデスヴォイスの質が非常に高いように思います。
クドさは全く感じさせないのにもかかわらず、しっかりと威厳・声量共に申し分の無い
デスヴォイスを聴かせてくれます。この人の場合、デスヴォイスなのに何故か
聞き惚れてしまうんですよね…今まで聴いた「咆哮系」デスの中では一番好き。
デスヴォイスの事ばかり書きましたが、クリーントーンも勿論素晴らしいですよ。
ともかく、まだ彼等のアルバムは3枚しか聴いた事の無い私が言うのもなんなんですが、
美醜・静と動のバランスが良いので、初めて聴く人にはお勧めです。
大作ばかりではなく、③のようなコンパクトで聴きやすい曲も入ってますし。




18. 鋼鉄の皇帝 ★★ (2005-06-03 16:09:00)

デス・メタルなのに芸術性と知性を感じさせるこのアルバムは自分にとってかなり衝撃的だった。
#1.The Leper Affinity を初めて聴いた時、ヘヴィなギターリフとツーバスが鳴り響いた瞬間、
黒い水に浸食される腐敗した森のアルバムジャケットから想像していた暗黒プログレとは少し違い、
意外にしっかりとしたデス・メタルで「もしかして〝そっち〟系とは違うのか!?」と思ったんだけど、
続く#2.Bleakからは徐々にその霊的で異様な空間に包まれる中、やっぱり自分の求めていた〝そっち〟系だと思って一安心。
Mikael Akerfeldt(Vo)の地の底から轟くようなデス・ヴォイスは不思議と楽曲の邪魔をしていなくて自然と聴けるのよね。
まぁこういう声を聴き慣れてない人が聴いたらドン引きするかもしれないけども(苦笑)。
そしてヘヴィでダークなパートから一転、アコースティックパートへと移ると、それまでの咆哮からは信じられないくらいに
耳当たりの良いクリーンヴォイスを聴かせてくれる。本当にすんごいヴォーカリストだねぇ。
一曲一曲が8分~10分近くの曲が大半を占めるけど、この世界に飲み込まれたらダルさなどは全く感じない。
そんな中、比較的短く(それでも6分近くあるけど)穏やかながら悲愴感漂う#3.Harvestは、もう胸キュンモノの泣きメロだ。
超絶テクを全面に押し出すタイプじゃないけど、スリリングで劇的な展開の中に存在する一瞬の静寂、その一瞬がたまらなく心地良い。
醜と美、相対するふたつの要素が融合した実に見事な作品だ。
哀しみと安堵。退廃的な美がアルバム全体から湧水のように滲み出て、聴き手を不穏な世界へと誘う。
冥府を取り囲む暗黒の沼地…「Black Water Park」
現世を越えた世界がここにある…!!
んん~これはまた素晴らしいアルバムに出会えたわ。…かなり遅めだけど(苦笑)。



19. T2 ★★ (2005-08-04 20:32:00)

OPETHの美味しいところが最もバランスよく聴けるのはこれかなぁ。。。
独自性を保ったまま、とうとう凄い作品を創っちゃったって感じ♪
素晴らしいねこれ。。。延々繰り返して聴いても充分対応してくれそーやし。
これ聴いてハードな側面が好きなら→6th。
綺麗で静寂的な側面に惹かれたら→7th。
同傾向を求めるなら→3rd。4th。
緊張感ある独特な静と動のギャップが好みなら→1st。2nd。って感じかなぁ。
もし、興味もったら他の作品もすべて聴き応え満開なんで...。
ちなみに自分は「Morningrise」「Orchid」も大好物です♪



20. ドクトル・メタル ★★ (2005-09-05 23:03:00)

モノクロ美



21. thacacci ★★ (2005-09-25 04:50:00)

まずジャケットからして凄い。ついつい見入ってしまう。
音の方も動と静、美と醜のバランスがいい。この荒涼として耽美な叙情世界は
他のメタルバンドでは味わえない。3rd同様、全曲大好きなアルバム。
こんなに暗くて癒されるバンドは初めてだ。opeth最高!



22. WILK ★★ (2005-10-03 18:18:00)

彼等の作品の中で一番バランスの良い作品なんじゃないでしょうかね。
6thで見せた「動」と7thで見せた「静」の部分の均整が取れていて、OPETHらしい作品といったらコレでしょうね。
OPETHのアルバムはコレから入るのが良いでしょう。
ただ、彼等の作品にはハズレが無いし中毒性があるので、どの作品から入っても良いと思いますけどね。名盤です。




23. しゅんぺ~ ★★ (2005-11-19 00:24:00)

まだOPETHを聴き始めて間もない自分が言うのもちょっとおこがましい気がするが、たしかにこのアルバムがOPETHというバンドを最も端的に表していると思う。
ドラマティックで芸術的でさえある、動と静・美と醜。
そして、いくら聴いても飽きない複雑な曲展開は見事としか言いようがない。
また、↑の皆さんが仰るように、威厳の漂う咆哮型のデス声と澄んだ美しいクリーン・ボイスを使い分けるミカエルの歌唱力もすばらしい。
このアルバムが彼らの最高傑作かと問われれば、それは人それぞれだと思うけど、彼らを代表する名盤であることは間違いありません。




24. Kamiko ★★ (2005-12-12 18:39:00)

スウェーデンの湿り気ある北欧情緒、耽美なクリーンヴォイスと醜悪なデスヴォイスを基盤に、プログレ調の複雑な曲展開で聴かせる名盤。
プログレといっても聴くほどに的を得たコード&フレーズで、曲展開の妙味にイヤミがなくごく自然に聴けるからスゴイ。
荒廃的なジャケ同様にサウンドも、狂おしいようなギターの旋律や物悲しいピアノを挿入するなど、孤独感を掻き立てる要素が満載。
特にギターのコードワークから感じられるハーモニーは素晴らしいですね。




25. ネコアレルギー ★★ (2005-12-24 20:16:00)

はじめに言ってしまうと今の時点で一番好きな(一番聴いている)アルバムです。
他の方とほとんど同じ意見になりそうなのですが、
やっぱり一番バランスが取れているというのがあります。
OPETH作品ではほとんど当てはまる言葉なのですが、
このアルバムは特に全体的にメロディアスであってデスとクリーンの対比そして融合が実現されていて、かつドラマティックでもある。
それに加えて、一番「イイ」と思ったのはジャケットと楽曲がマッチしているところですね。
曲を聴いていればジャケットの中に入り込んだかのような感じになりました。
やっぱりジャケットって重要だと思います。



26. RioT ★★ (2006-01-02 21:18:00)

凄いバンドですね、ドリームシアターと同じ枠内で対極の位置にあるような音楽。
でもドリームシアターよりずっとプログレ然としていて「深い」バンド。
陳腐な表現で申し訳ないけど、叙情的なメシュガーという見方も。
北欧ならではの叙情なフレーズやメロディ、悲壮感溢れるデスヴォイスに背筋がぞくぞくします。
ある意味Envyや初期Cave In、Funeral Diner等のカオティックハードコアに通じるものがあるかも。




27. Dr.Strangelove ★★ (2006-11-01 17:13:00)

OPETHの代表作は?と聞かれればこれ。
STILL LIFEの方が好きだけど最初に聴くとすればこっちだろう。




28. 赫月 ★★ (2007-06-24 15:40:00)

すばらっすぃ
Ghost Rveriesから下って聴いたあれだけど、もうこの頃には完全に確立してた
やっぱり視覚にうったえてくる音は健在で、聴くとジャケットのような鬱蒼とした白黒の世界が視界に広がります
プログレッシブな側面については今更触れるまでもないくらい自然にスタイルとして取り込んでいるので、聴いてて変に違和感を覚える場面も少なかった
特にThe Drapety Fallsは構成がすごく自然で、綺麗だと思う
チープさを一切排除した高級感漂う音楽に満足しきりです
他のアルバムも探りたい




29. TatsuyaNV ★★ (2008-04-20 08:54:00)

最もOpethらしい作品で、構成も素晴らしい。
個人的には#4が一番好きなんですが#3の様な民族系、甘いギターに癒される小曲#7、暗黒性重視の表題曲#8など、どれもハイクオリティで飽きる事がありません!
Opethがここまで進化を追及出来たのも、商業気にせず一貫性があるからこそだと思います。



30. 安部@闇世界 ★★ (2008-06-20 23:19:00)

DELIVERANCEの次に好きなアルバムです。Ghost Rveriesもいいことはいいんですが、こちらのアルバムの方が展開の必然性が強く飽きないですね。美醜の対比がわかりやすく提示されている一方で、奥深さもすごくあります。間違いなく傑作ですね。



31. Spleen ★★ (2009-05-15 03:31:00)

ストリングスパートがなくとも荘厳さを醸し出すことは出来る、と知らしめる作品です。
デスボイス入った激しいパートにも悲哀が漂う様が何とも美しい。
それにしてもミカエルのデス/クリーンボイスは本当に芸術的ですね。




32. heavy3-XA ★★ (2010-01-22 15:05:00)

聴いていると闇、腐敗しか頭に浮かばないダークな一枚。
少し心臓に悪い展開があったりしますがそのぶん世界観が凄いので頑張って聴きましょう(笑)



33. ★★ (2010-06-25 20:13:00)

ジャケも含めて満点アルバム。
Opethといえばコレでしょ!
分かりやすいほどの「静と動」のアルバム。芸術作品。




34. 改悪妖愚瑠斗 ★★★ (2011-09-09 15:43:44)

神か悪魔か契約したような前作の名盤の次作となる5th。
今に続くOPETHの代表作じゃないかな。

プログレ色が中心になり、より聴きやすさが上がってまとまり感が出てます。
芸術的な雰囲気が強くなって、孤高のOPETHの傑作ですね。

③、④はこの手の音楽が嫌いな人でも惹きつけるぐらいの名曲。

93点



35. yyyyyyy35 ★★★ (2011-10-15 22:56:01)

Opethの最高傑作



36. N男 ★★★ (2011-11-27 12:17:39)

2001年発表の5th Album。
最高傑作、やはりどう聴いても私の一番はこの“黒水公園”ですな。
ゴシックメタル系の名アルバムはジャケットが素晴らしいことが多いが、これも例にもれずものの見事にアルバムの世界観を表している。
前作同様、静と動、美と醜、和音と不協和音の芸術的ともいえる対比は他の追随を許さない境地である。
メロディはますます洗練され、ブルータルパートはミカエルのヴォーカリストとしての成長が顕著に表れている。
例によってKing Crimson直系の暗黒性を伴って自由に展開されるが、このアルバムが一番曲展開に必然性を感じる。
オススメは①、②、③、④、⑤。
アルバム自体の一貫性もこのアルバムが一番整っている。
まさに21世紀最初の歴史的名盤。


96点。2001年、Myベストアルバム第1位。




37. netal ★★★ (2011-12-28 22:47:34)

ジャケットの如き黒さ、幽玄さに満ち溢れ、静と動、美と醜の非常に緻密なコントラスト、劇的な展開を味わう内に、意識が別世界にトリップしてしまう感覚さえ覚える。
どす黒くも美しい、死の香りが漂う世界が一部の隙もなく展開されており、アコギ、ピアノなどのアレンジがそれらを引き立たせている。
Still Lifeの時のようなどこか甘美な叙情感は少し薄れたが、代わりに寂寥感が強くなり、それもまた暗黒性を際立たせている。
Mikaelのヴォーカルも実に素晴らしく、威厳溢れるグロウルと甘美なクリーンの使い分けが前作以上に進歩している。

フレーズ、展開共に一切の無駄のない真の神盤。ここまで全てのフレーズと展開がはまっているアルバムは自分は知らない。
Opethの最高傑作、それどころかもはやこれ以上のアルバムに出会うことはあるかと感じざるを得ないほど完璧な作品である。

気に入り度…∞

おすすめ…Blackwater Park




38. Ice9 ★★★ (2013-10-08 23:52:33)

Opethの代表作であり、最もOperhらしい作品だと思います。
ジャケットからは現世ではない幽玄な不気味さと妖しさが漂ってきますね。
前作「Still Life」で静と動の対比を完成させたと思いまが、
静である究極の叙情メロディとアコースティックパートでクリーンな世界を創り上げ、
動であるミカエルの凶暴な咆哮と邪悪なスタイルが融合し、個人的に大好きなアルバムです。
そして今回、決して大きな変化があった訳ではないのですが、一曲、一曲のクオリティが更に磨きが掛かり、
Opeth特有の展開術と構成がよりスマートになり、単純に印象的なメロディが増えたところが大きい。
といいますか、この美メロの宝庫が頼もしすぎて、それが全てと言っても過言ではないはず。
よくプログレメタルな位置づけで評価されたり、ジャンル分けされているところがありますが、
今作まではそこまでプログレ的なスタイルではなく、ゴシックとデスが上手い具合に同調したジャンルなのかな?
もちろん静のパートで70年代的な雰囲気をかもし出していますが、いわゆる複雑で奇抜な展開、
はたまた難解なフレーズ回しを得意とするやり方ではないですね。
その辺は、8th「Ghost Reveries」以降がそういった(プログレ)スタイルに変化をしていった印象。

特筆すべき点が沢山ありますが、ミカエルの咆哮から怒りや悲しみといった負のエネルギーが凄まじく放出され、
この陰鬱な雰囲気と暗黒性、うっとりするほどの美しいアコギパートなどを絡めたドラマ性を楽しみたいですね。
最初に手にするOpethのアルバムとしてもおススメでありますし、
「Ghost Reveries」ではピンと来なかった方にもまた違ったタイプですので手にしてみてはいかがでしょうか?
Opethの名盤としてもそうですが後世に名を残す名盤になるはず!いやっなるでしょう!!




39. もぞごとそとそ ★★★ (2013-11-25 01:34:10)

プログレデス最高峰にしてヘヴィメタル史に残る神盤。ジャケットさながらの荒廃した森の虚無感、絶望、冷たい雰囲気を緻密に練り込まれたメロディが醸し出しています。もうこれ以上のものは生まれないかも。



40. ハルディン ★★★ (2014-02-07 00:27:03)

亡霊がおぼろげに佇む薄暗い霧の立ち込める朽ち果てた死の森と、その足元に広がる毒々しく黒ずんだ澱み。トラヴィス・スミスによる薄気味悪くも壮麗なアートワークの世界観を見事に描写した、"黒水公園"という愛称でも親しまれる(?)傑作の5th。

じりじりと神経を捻るフレージングの繰り返しでどこまでも執念深く追い込まれるような感覚に陥るリフワークを筆頭に渦巻く混沌の暗黒プログレの躍動感、ふと訪れるひと時の安らぎのようなアコGの静寂を巧みに組み込む音楽性は前作と同様だが、静動の落差をより強調したダイナミクスと淀みなく進むテンポの良さ、技巧的なアンサンブルが引き立つ端整な音作りと美点が軒並み向上。PORCUPINE TREEのスティーヴン・ウィルソン氏によるプロデュース効果で一層洗練された薄暗く霧深いヴェールに包まれた幽玄美に心をつかまれること間違いなし。頭からラストまで7~10分超の大曲がずらりと並ぶが聴き所は盛りだくさんで、さらに埋め合わせのような曲もないスキの無さが強力。

ほとんどの作曲を手がけ、凶暴な咆哮と慈悲深き美声の両極端なVoを自在に操るだけでなく叙情的な泣きのリードGもこなすバンマスのミカエル・オーカーフェルトの神がかった天才ぶりに頭が下がるばかり。



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