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HIGH AND MIGHTY (1976年)
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HIGH AND MIGHTY
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解説 - HIGH AND MIGHTY
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. やまねこ ★★ (2001-08-17 15:00:00)

総評:メロディアスだけど、軽いHR。駄作。でも、数曲棄て難いナンバーもある。
ONE WAY OR ANOTHER
唯一、john wettonがvoの珍しいナンバー。イントロでヘヴィなリフも聴けるハードロック曲。
WEEP IN SILENCE
透明感のあるバラード。泣きのイントロはイイ。david byronの声が冴えている。佳曲。
MISTERY
イントロ・ギターは、メロディアスだけど、曲の構成が。。。
CAN'T KEEP THE ROCKIN' BAND
ムーグの目立つイントロ、シンプルなサビを持った軽いロックンロール。
SNOW IN THE FOOTPRINTS
アコギ・イントロが印象的。でも駄曲だと思う。
CONFESSION
ピアノとヴォーカルの曲。冴えないアルバムの奮因気を象徴する。




2. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-10-21 23:53:00)

そんなに冴えないアルバムかな~???
私は好きなアルバムですね~♪
優しい楽曲とヒープ一の透明感を誇るアルバムだと思いますよ。
硬質なHRよりもクイーンやニッチポップ等、軽めのHRが好きな方なら
お勧めできます!




3. 杉本 剛 ★★ (2003-11-21 22:09:00)

1976年5月発表の第10作。彼ら初のセルフプロデュースアルバム。JOHN WETTONのリードヴォーカルをフィーチャーしたONE WAY OR ANOTHERやWEEP IN SILENCE等は素晴らしいが、中盤以降は殆どがミディアムテンポなポップナンバーで占められており、ハード・ロックとしてはいささか迫力不足だ。KEN HENSLEYのハモンドやエレピの音は、古いスタイルのハードロックからの脱却を意図しているようにもとれる。洗練された音作りを目指した分、ワイルドな部分がなくなった感があり、当時のミュージック・ライフ誌では、「彼らはもっとヤクザなバンドだった。」と評されている。いずれにしてもファン以外の人にとってはあまり魅力的なアルバムではないだろう。しかし当時のファンにとっては、本作を最後にDAVID BYRONが解雇された事が悲しい事実だった。そしてWETTONも去り、URIAH HEEPの未来に不安を感じたことだろう。HEEPにとってもひとつの時代が終わり、新しい時代を迎えることになる。そんな思いで本作を聴いていると感慨深いものがある。ただ、グループを去ったBYRONとWETTONのその後は、あまりにも正反対な結末を見ることになった。人気ヴォーカリストだったBYRONは、泣かず飛ばずのまま1985年に世を去ったのに対し、WETTONはUKで再び脚光を浴びた後、80年代にはASIAでメガヒットを飛ばしたのは周知の通りである。



4. らっこしゃん ★★ (2005-09-20 04:52:00)

いいアルバムと思います。 バイロンさん最後の作品だけど。 好きです。



5. 火薬バカ一代 ★★ (2010-08-27 21:51:00)

正直「それはどうなの?」と言うジャケット・イラストと、妖しさやドラマ性を大幅に減じた
シンプルでポップな作風がファンの間で賛否両論を呼んだ、'76年発表の9thアルバム。
ケン・ヘンズレー(Key)との反目や、自身のアルコール中毒の悪化でのっぴきならない状況下にあった看板シンガー
デヴィッド・バイロンは、遂にこのアルバムを最後にURIAH HEEPを去る事となるが、OPナンバー①でリードVoを
担当しているのがジョン・ウェットン(B)な辺りも、そうしたバンド内の緊張状態を表しているような?
その①は聴き始めこそ地味な印象だが、華麗なコーラス・パートが花開く後半はグッと盛り上がるし
(ただキーが全くあっていない楽曲を歌うウェットンの歌唱はかなり苦しそうだ)、続くおセンチな泣きメロに
思わず涙腺が緩む感傷的な②、タイトル通りミスティックでマジカルな雰囲気を湛えた③、力強く劇的に
盛り上がっていくバラード④、元気溌剌でオマケにキャッチーな⑤・・・と優れた楽曲が連続するアルバム前半は、
収録楽曲の完成度にややムラの見られた前作『RETURN TO FANTASY』を(取り分けメロディの魅力において)完全に凌駕。
まぁ前作タイトル・トラック程の名曲は収録されていないし、マッタリとした後半はテンションが下降線を
描いてしまう事など、手放しで絶賛しにくい作品であることは確かなんだけれど・・・。(いやでも⑦は良い曲だ)
ケン・ヘンズレーが曲作りを殆ど1人でこなしていることから、「URIAH HEEPのアルバムというより彼のソロ作」
と揶揄されることも多い1枚ながら、逆にそれがアルバムの流れに一本筋を通す好結果にも繋がっており、
個人的には前作より愛聴している作品だったり。




6. 夢想家・I ★★ (2012-02-26 21:57:42)

このアルバム、購入当初は数回聴いてそれほど良いと思えず長い間ラックの肥やし状態でしたが今聴き返してみると意外にも結構楽しめる作品だという事に気付きました。
というのもHEEPの場合良くも悪くも"作品と対峙する"という聴き方になりがちなんですがそれだとどうも本作の良さは分からない気がします、肩の力を抜いてある意味BGM的に聴き流す感じにすると心地良いアルバムです(そんな事言うとけしからん、と叱られそうですが)。

あと、リマスター盤に追加された未発表テイクの出来が良いという隠れオススメポイントあり




7. 失恋船長 (2020-11-16 12:50:42)

アルバムの方向性としては全体的にアメリカンマーケットを狙ったライトな曲調が多い。その中でHEEPらしさも持ちこまれているが、後半の流れは完全にそっち方面と言えよう。アルバムのイニシアチブは完全にケン、それだけに彼の悪いところが出てしまった。
大衆性を増量したシンプルかつストレートなサウンドメイク、最大の山場がバラードの②というのもあり、今作が一般的に評価の低いものとなっているのも頷ける中途半端な一枚。まして、これがデヴィッド・バイロンのラスト参加作と考えるとファンなら居たたまれない気持ちになるでしょうね。

こうして時代が過ぎれば、ライトなポップロック志向でも前半の流れは耳を惹くものがあり、②から③の流れなんてゾクッとされる刹那な響きがあり、英国バンドとしての情緒を感じさせる。それだけに、後半の流れに配慮があれば良かったのですが、違うバンドのような作風に傾いたのが残念。特に後半の流れは配慮して欲しかった。
ある意味、ケン・ヘンズレーの乗り物のようなバンドだけに仕方がないのですがね。

バイロンのラスト作としては、小粒な印象は拭えない一枚。そしてケンの我の強さを味わえる一枚でしょう。



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