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POWER (1986年)
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POWER
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解説 - POWER
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. やまねこ ★★ (2001-08-25 20:49:00)

86年再生KANSASの第1弾。全米36位。
84年に自然消滅したKANSASがS.Walsh,P.Ehert,R.WIlliamsを中心に、
Steve Morse,Billy Greerを加えて、新たに始動した復活作.
さて、内容だがviolineのないKANSASの第2弾アルバムとなる。。。が!!
S.Morseのguitarを全面に出し、エネギッシュに、パワーみなぎるHRをしている。
KANSASというより全くの別物バンドなのである。しかし、それが本作の魅力である。
本作にかつてのKANSASの幻影を見い出すべきではなく、
新たな局面を暖かく迎えて聴くべきである。
そうすることによって、本作が優れたHRアルバムであることが認識できると思う。
Shilletes In Disgises, Power, Misicutto, Three Pretenders, Tomb 19は、
本作の魅力を余すことなく伝えている。まさにパワーなのである!!
All I Wantedは、透明感のあるバラードでシングル・ヒットした佳曲。




2. チョコボール ★★ (2002-06-25 01:26:00)

KANSASにスティーヴモーズ加入!このアナウンスを聞いた時は一体、モーズのフュージョンチックなプレイがカンサスの音楽性に合うのだろうか?と一抹の不安を抱いたものですが蓋を開けて見てびっくり。
カンサスにマッチしてるどころか全く新しいカンサス像、非常に完成度の高いパワフルな産業プログレハードの傑作を完成させてます。弾き過ぎずそれでいてさりげなくハイテクギターを聴かせるモーズのプレイも心憎い。惜しむらくは次作もこの路線で言って欲しかった・・



3. EnigmaSuite ★★ (2002-07-13 00:05:00)

アルバム全編に渡ってスティーブ・モーズのプレイが強烈に印象に残る!
バイオリンがいないので以前とはだいぶ違うバンドになってしまっているけど、これはこれで実に素晴らしいアルバムです。
個人的に1~5の印象が強すぎて後半がやや物足りない感じはするが、もちろん出来が悪いわけではなく、収録時間の短さもアルバムを一気に聴き通せていい。
All I WantedはDust In The Windにも劣らぬ名バラード!



4. オカケン ★★ (2003-03-09 18:11:00)

とにかく売れたい!との思いが伝わってくるアルバムです。所謂産業ロックの方向性で大衆にアピールしようという意図が見えてきますが、たしかにプログレロックとしてのKANSASにとっつきにくさを感じている人には、受け入れられる一枚です。実際にもろHRの1曲目SILHOUETTES IN DISGUISEで初めてKANSASを聴いた人は、かなり印象が変わったみたいでした。



5. hiromushi ★★ (2006-04-26 12:01:00)

アルバムの後半へ進むほど濃い!(単純にかっこイイ#1には
一瞬ポカンとしたけど。)
相変わらずの充実ぶりで衰え知らずどころか、更にパワーが
漲ってます。凄いなあ・・・。
KANSASは聴き手に考え込ませず、即興で斬新なパフォーマンス
をする、テクニカル集団、というイメージが更に強くなった。
ヴァイオリンがない事に、初め気が付きませんでした(笑)。




6. kez ★★ (2006-06-19 01:06:00)

とても良くまとまったアルバムだと思います。
初期からのファンにとっては賛否両論だったようですが
メロディーラインはしっかりとKANSASしてるなぁ~と思っていました。
特にAll I Wantedは必聴。



7. cozy_ima ★★ (2006-11-25 21:18:00)

S.Walshがストリーツを解散後、再生復活したKANSASの作品。
ここで聴ける楽曲群は、そのストリーツの延長線に当たる。
アメリカンメロディアスハードの作品としては、極めて
優れた内容を誇る。
個人的には、KANSASのこの作品以外はNGだが。




8. 3割2分5厘 ★★ (2006-12-11 13:22:00)

スティーヴモーズのギターもイイが、それでもカンサスらしい奥行きを感じるサウンドは流石の一言だ。
メロディアスな曲が多く、前半後半ともバランスが取れてる。紛れもなく名作。




9. 失恋船長 ★★★ (2022-07-06 15:28:59)

今聴いても、これがあのカンサスなのかという印象は拭えません。商業的な成功を念頭に置いて制作されたのは間違いない。その割にヒットとは言えない状況だったのは残念だが、それでは駄作と切り捨てるのはチョイと違うのです。
スティーヴ・ウォルシュが戻り、さぁあのカンサスが聴けるのかなぁと期待すると駄作ですが、時代性を真っ向から受け止めハツラツとした、ストレートなハードさとポップフィーリング、そして熱の籠もった哀愁を散りばめ、嫌みの無い一線級のサウンドとして仕上げています。
とにかく時代と真っ向から向き合っています。ある意味、側は軽めの売れ線志向ですが、その芯にあるサウンドはアホでは出来ない知性を秘めており、今となっては逆に聴けないスタイルとして重宝できるサウンドかと思います。やっぱり④ドラマあるもんねぇ。
ギターチームもさることながら一線級の腕利きミュージシャンが揃っているだけに、アイデアの渋滞は起きていません。各自が持ち味を発揮しつつも拡散させないパワーこそ、このアルバム最大の聴き所でしょう。
売れ線志向という批評はけしてマイナスではなく、このバンドが純粋に成功を手にしようとしただけにであり、けして質は低くない。大衆性だけじゃないアーティスト気質、その両面を味わえる名盤と言えるでしょう。後半に進むにつれアルバムの作風に引き寄せるパワーがある点も見逃せません。カンサスに何を求めるかで評価も大きく分かれそうですが、名前に拘り過ぎなければ全然イケるアルバムですよ。



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