'98年発表。5作目。 暗鬱で痛々しかった前作『NO CODE』を経て、穏やかな日差しに身を包まれたような、どこか安らぎに満ちた本作が発表された。 本作のテーマは、「癒された傷」だと思う。完全に消えたわけではない傷跡を眺め、ちょっと微笑んでみせる。そんな作品。 全曲、どれも味わい深い。パンキッシュで勢いのある①はPJの十八番。2ndの「GO」や3rdの「SPIN THE BLACK CIRCLE」などと同系統に位置付けられる。そう、決して"牙"や"棘"は失っていない。では、"安らぎに満ちた"とはどういう意味か? その答えは④と⑤にある。 壮大なイメージを喚起し、救済者の存在を暗示する「GIVEN TO FLY」、ちょっぴり屈折したユーモアを織り込みながら、限りなく優しく歌う「WISHLIST」。 この2曲を聴いてみて欲しい。 聴き終えた時に、少し微笑んでいる自分がいるはずだ。
このアルバムで僕はPearl Jamの虜になった。 ジャケットに惹かれて買ってみたのがPearl jamとの出会いだった。 家に帰り、CDを再生してBrain of JFKの怒号にびびる(笑) Given to flyで気分は大らかになり、Wishlistでは安らかな気分。 そしてラストのAll Those Yesterdaysで明日への活力を得る。 僕は元気を出したい時にこのアルバムを聴きます。