88年発表の3rd。 T.T.QUICKと同じく東海岸で頑張っていたスラッシュグループ。ここもルックスが致命的に悪かったが、Voをマイクに代えてからは何とかプロモでもみれるレヴェルになった(笑) 中身も、まるで水戸黄門な“Fake Healer"からラストの“The Powers That Be"まで重厚かつスピーディーなサウンドで◎ ただVoは声質がサウンドの割に軽い感じがするのはマイナスポイント。これを買う前に聴いていた“We Watch The Children Play"の方が迫力があったような印象があります。
いや、参った。①『FAKE HEALER』で一撃でやられた。スラッシュ且つキャッチーなサウンドメイキングやザクザクに刻まれたリフを前面に打ち出した正統派のHEAVEY METAL SOUNDが素晴らしい。1st/2ndが好きな人には『?』かもしれない。しかし、マイク・ハウの力強く、伸びやかなVoが聴き易さを増幅させている。ただもう少しBASSやDRUMSの音質改善やリフを前面に押し出したりすると評価は全く違ったかもしれない。音質のバランスに問題があるような気がする。それでもかっこ良いアルバムだけどね。