初期RIOTの最高傑作!というより、他のHRの名盤達と並べてしまってもいいと思う。「噛めば噛むほど味の出る」という表現がピッタリだろう。長い間廃盤になっていたのであまり触れられないが、「FIRE DOWN UNDER」「DON'T HOLD BACK」「OUTLOW」「RUN FOR YOUR LIFE」といった名曲が並んでいる。前2作と比べると、憂いや泣きがやや強調され、元々の特長であったメロディアスさに磨きがかかっている。音質も向上し、ガイ・スペランザのヴォーカルもさらに表現力が増している。RIOTファンならずとも、クラシックなHRが好きな人なら聴いて損はないアルバムだ。
RIOTの最高傑作と言って良いのではないでしょうか。 とにかく、攻撃性、叙情性、疾走感、哀愁、バランス、全てが秀逸。 定型化が進んだ今のHM界には全く望むべくも無い、素晴らしい出来です。 "FIRE DOWN UNDER""DON'T HOLD BACK""SWORDS AND TEQUILLA""OUTLOW"などが一枚に収まっていることが、すでに奇跡的。
☆ガイ・スペランザの残した宝物☆ ずーと探していたFire Down UnderのCDをアマゾンでゲットした喜びと引きかえに、ガイの悲しいニュース。私にとっては、まるで形見の宝物です。もっとライオットを知ってほしいな!聴いてほしいな!3番のFeel The Sameは、Zeppelinぽい? 5番のDon't Bring Me Downはエアロそっくり!!全曲 awesomeです!!
CDの再発をずっとずっと待って、やっと手に入れた、思い出のアルバムです。ガイ時代の集大成的一枚だと思います。このあと彼等の持ち味となるリズムパターンが、Don't Hold Backという形で収録されています。 楽曲はコンパクトでパワフル、そしてガイの良く伸びる明るい声。ここに収められている曲は、名曲Naritaのような1stや2ndの突然変異的マイナー調の曲が無く、捨て曲っぽいのも散見されるもののほぼ全曲アルバムとしてよく纏まった、でもフラットな印象も無く、いいアルバムだと思います。 けんしょーさんがお勧めの曲こそ、まさにこのアルバムの顔と思います。今から見ると古臭いと思われるでしょうが、機会があればぜひ聴いて欲しく思います。
この完成度は目を見張るものがありますね。1st、2ndにあったアメリカ人特有の感覚がこの作品では かなりのパーセンテージで削減されていて、あたかもNWOBHMのバンドのようです。 TYGERS OF PANTANGなんかを連想させるリフもあったりして完全にHMに照準を合わせてますね。 「Swords and Tequila」のエッジとドライヴ感はまさにNWOBHM。文句なしです。