サーペンスから入ったファンは多い。そりゃ、このアルバムから入った人が、このサイトにいたら逆にびっくりだ。サーペンスからのファンが、ここまでたどり着くことに意義がある(笑) ここに展開される音像は全くメタル臭のない、正統派ブリティッシュハードロックであり、70年代の最後に産み出された、バンド史上1,2を争うほどの大傑作である。若き日のカヴァデイルはセクシー&ソウルフル。僕を含めたサーペンスからのファンはまず"SLIDE IT IN"を聴き、それからこれを聴くと意外にすんなり入れるでしょう。
「Fool for Your Loving」のヒットによる出世作。これまでのロックンロールスタイルに米国南部のリズム&ブルーズの濃さが増したアルバム。 とにかく楽曲、演奏と、脂ののりきった時期の輝きに満ち溢れている。 捨て曲一切なし、ソウルフルな名曲で詰められた名盤。最高傑作。 ちなみにジャケットの絵?なんだけど、「TROUBLE」の裏ジャケの写真をそのまま加工しただけなんだよね。 バーニーとイアン以外。気が付きました?
『サーペンス』からWHITESNAKEを聴くようになったけれど、これを聴いた時には「こっちの方が味があるじゃ~ん」と楽しく聴けた。 今ではコチラの方が気にいっているし、長いお付き合いになると思う。名盤!! どのようなアルバムかと表現するなら…… "恋人にするなら『SERPENS ALBUS』結婚するなら『READY AN' WILLING』" 「FOOL FOR YOUR LOVING」「BLINDMAN」「AIN'T GONNA CRY NO MORE」等収録。 終始ノリノリで楽しい「BLACK AND BLUE」が個人的には◎
ゴージャスなWHITESNAKEの最高傑作はもちろん「サーペンスアルバス」だが、初期のブルース・ロックンロール時代のこのバンドの最高傑作は間違いなくこれだね。名曲中の名曲「FOOL FOR YOUR LOVING」も入ってるし、その他にも渋くて大人のロックが盛りだくさん。しかし、あまり人気無いみたいだがタイトル曲「READY AN' WILLING」が一番好きだ。この曲のリズムとデイヴィッドの歌唱は実にクールだ!!
2回目の書き込み。 だいたい多くの人が80年代HM/HRシーンを代表し総括するような『Whitesnake(Serpen Albus)』から入ったと思う(自分もそうだし)。 でも敢えて「このアルバムこそWHITESNAKEの最高傑作!」と言ってみたい。 なるほど確かに、脱皮したサーペンスは曲の充実度も半端でないし、ジョン・サイクスの作曲能力&ギターが冴えまくる。カヴァーデイルの歌声も手術を経てなおもパワーを増し、シャウトが凄い。サイクスとカヴァーデイルの才能が窺える奇跡的名盤で、自分も好きなアルバムだ。 でも敢えて、言ってみる。 ここで聴けるのはサーペンスによって変化した(あるいは、せざるを得なかった)メタル的な要素は皆無で(そりゃそうだ。サーペンスより7年前だもん)、ブルーズを基調とした正統派ブリティッシュ・ハードロック。ソウルフル、エモーショナルなカヴァーデイルのヴォーカルが堪能でき、なおかつこのアルバムから参加したイアン・ペイスをはじめとして、ジョン・ロード、実力のあるミッキー・ムーディ、バーニー・マースデン、ニール・マーレイによって優れた楽曲が演奏される。 WHITESNAKEを代表する超名曲「Fool For Your Loving」をはじめとして、リズム隊がが良い仕事をしているノリノリな「Sweet Talker」カヴァーデイルの声がセクシーな「Ready An' Willing」DP解散後のソロ収録曲をリメイクした最高のバラード「Blindman」アメリカン・ブルーズっぽい「Ain't Gonna Cry No More」らは非常に良く作られた曲だし、他にローディーがハンドクラップ&歓声などで盛り上げるR&R「Black And Blue」ジョン・ロードのプレイが冴え渡る軽快な「She's A Woman」あたりも欠かせないと思う。 確かに地味に感じる曲はある。けれども、エモーショナル、ソウルフル、ディープな声で歌い上げるカヴァーデイルの熱唱はどの曲でも変わらない。深みがわかってくると、地味に感じていた曲もスルメのように味が沁み出してくる。 聴けば聴くほどに深みが増してくるアルバム。これを名盤と言わずして何を名盤と言えようか…… ……と書いてみたものの、自分はこんなカッコいい決め台詞が似合わないんで、オチをどうしようかと悩みながらもそのまま書き込み……。
80年発表の3rd。 ちょうどWHITESNAKEの初期のモノが聴きたいなぁ~、と思っていたところにナイスタイミングで一挙6作品が再発。この作品についてはベスト盤でほとんどの曲を聴いていたけど、改めて収録通りに聴くとそのバランスの良さに驚嘆する。有名度でいくと“Fool For Your Loving"なんだろうけど、僕はどうしても“Blindman"の方がジーンっときてしまう。 学生の頃よりも大人になってから聴いて良かった、って思える良盤でした。
前作「LOVE HUNTER」発表後にバンドを脱退したデイヴ“ダック"ドウル(Ds)の後任にイアン・ペイスを迎え、元DEEP PURPLEの肩書きを持ったメンバーがデヴィッド・カヴァデール(Vo)、ジョン・ロード(Key)を含めて3人となったバンドが'80年に発表した初期の代表作(邦題は「フール・フォー・ユア・ラヴィング」)。 プロデューサーはマーティン・バーチ。 ペイシーの加入によりバックの演奏陣はさらに強力なものとなり、これにデヴィッドのソウルフルかつパワフルな歌唱がのるのだから、もはや完璧というほかはない。 ヒットを記録したブリティッシュ・ブルーズ・ロックの典型とも言える名曲「FOOL FOR YOUR LOVING」、ペイシーのシンコペーションが軽快な「SWEET TALKER」、ブルージーな味わいをいかんなく発散させるタイトル曲「READY AN' WILLING」、アコギのサウンドが美しくメロディアスな「AIN'T GONNA CRY NO MORE」を始め、デヴィッドのディープな歌唱が際立つ「CARRY YOUR LOAD」、デヴィッドのソロ・アルバム収録曲の秀逸なリメイク「BLINDMAN」、ブギー調の「LOVE MAN」、ホンキー・トンク調の軽快なロックン・ロール曲「BLACK AND BLUE」、ジョン・ロードがメロディアスなオルガンが聴かせる「SHE'S A WOMAN」と好曲揃い。 バンドの最高傑作との呼び声も高い名盤中の名盤である。
1980年にリリースされた3rdアルバム。全9曲で40分の作品。 個人的には、初期のWHITESNAKEの中では、このアルバムが最も好きです。 ①"Fool For Your Loving"をはじめとして、デヴィカバのディープヴォイスが映える渋い曲揃い。 実に深みのある、素晴らしいアルバムですよ。 後のHR/HMしている派手なWHITESNAKEもいいけど、初期のブルージーな作風も大好きです。