1998年11月17日、Columbia Recordsよりリリースされた5thアルバム。
音楽性はさらに広がりを見せ、ポップパンクの要素もより多く含んだ内容となった。
今作の歌詞のコンセプトについて、Dexter Hollandは以下のようにコメントしている。
「最近さぁ、なんか、いかにもアメリカ!っていうような変なものにハマってるんだ。昼にテレビでやってる、トークショーみたいなやつとかに興味あってさあ。前までは、なんかどうでもよかったような、社会のお飾りみたいなものが、だんだんとメインストリームになってきているような気がして。もしアメリカが、そのイメージ通りに、バーベキューとかデカい車とか、いかにもテレビで出てくるような50年代の郊外での生活とか、そんなんばっかだったら今頃。この国は見世物小屋みたいになっちゃってるよ。ただ、俺は“普通の平均的なアメリカンライフってのは、そんなに思ってるほど平均的じゃない”ってことを言いたいのさ」
"Pretty Fly (for a White Guy)"、"Why Don't You Get a Job?"、"The Kids Aren't Alright"の3曲はバンド史上最もヒットしたシングルとなった。後に"She's Got Issues"もシングルカットされたが、この3曲ほどの成功は得られなかった。
2015年、Amnesia Rock Festにてバンドは初めて『Americana』を完全再現した。毎回恒例だった隠しトラックが収録されているのは本作が最後である。
Billboard 200において自己最高の全米2位を記録し、結果的には3rdアルバム『Smash』に次ぐ1,000万枚以上の売上げを記録した。
Recorded:1996 ("Pay the Man"), July–September 1998 (All songs except "Pay the Man")
Studio:Eldorado Recording Studios in Burbank, California
Producer:Dave Jerden