一番最初に聴いたのが2NDからですが,個人的にはボーカルが変わった事よりも,このアルバムからサウンドが劇的に変化したと思っているけど,最初に聴いた時には,前回までの密度が濃いサウンドから,隙間のあるサウンドに変わった事,個人的にすごい違和感があってあまり聴きませんでした。たしかにサウンドが前回までに比べて,丸から角って訳じゃないけどキンキンするという意見も分かります。 基本的には,全作品がレベルが高いし各アルバムに必ずキラーチューンが入っていますが,今の時点で一番聴きこんでいます。自分にとって飽きないサウンドですね。 DAYS OF NO TRUST で泣きましょう。自分の中では,ROYAL HUNNTの最高傑作だと思います。最初に合わないと思っても,時間をおいて聞くと印象も大きく変わります,だからみなさんも聴こうね。(自分も最初はピンとこなかったから)
自分はDCの妙に粘っこい後味の歌声が大して好きではないので、ボーカルがジョン・ウェストに代わった直後の『Fear』も『Paradox』より興味深く聴けた。 そんなクチなので、ジョン・ウェストの歌声の本領が発揮されてる本作が、一番の名盤だと思う。 とにかく、出している音がスリリング。これがあの、1STでイモくさいヘタウマ声と激ダサのキーボードが飛び交っていたバンドの音か、と思うぐらい。ザクザクとしたリフとキレのあるハイトーン、レトロでスペーシーなキーボードが演出する圧倒的な世界観。素晴らしい。 テクニカルな疾走曲「Surrender」からバラード「Days of No Trust」まで、捨て曲なしの名盤です。