そうそう、このCDは本当に捨て曲無しの好盤ですね。とにかく徹底的に分厚いコーラスと、甘くて爽やかで強いメロディーラインが印象的。デニス・ストラットン氏とロッキー・ニュートン氏のケミストリの賜物です。彼女と2人きりでメロディーに浸れば、雰囲気もぐっと盛り上がるはず?です。 僕個人では、タイトル曲の他、Wait For the Night、Towers Of Silver、Dangerous Game、Die For Love、そして泣き泣きのバラードLivin' in a Dreamが大好きでした。本当にLPの溝が無くなるほど聞き込んだ想い出が有ります。復刻版CDが出ていれば、良いですね。 確かこのGroupは、マネージメント間(特に対IRON MAIDEN側)の政略の餌食になって、思うような活動が出来なかった悲運のGroupと記憶しています。この1枚は、彼らが最後に咲かせた、最初で最後のケミストリの最高結晶、そんな気がします。
火薬さんの意見に一票ですので特段語る事はないのですが、PRAYING MANTISファンなら押さえて欲しい一枚ですね。格式の高さと優雅で軽やかなメロディが耳馴染みよく刺激してくれるアダルトな雰囲気を味わえるハードポップの名盤です。デニスでポップときたらね、英国人のアメリカ風は失敗する図式が自分の中にあり敬遠していましたが、実際に聞いてみたら全然ちゃいますよね。DIE FOR LOVEの躍動感と湿り気のある歌声に引き寄せられましたね。洗練度の高さも高品質の証、メロディに拘りのある方は聴いて損はしませんよ。僕には先入観や雑誌の評価に振り回され食わず嫌いは良くないと教えてくれたオススメの一品です