個人的に最も好きな時期であるバーニー・マースデン、ミッキー・ムーディー、ニール・マーレイ在籍時の1980年の絶好調ライブ。 この時期、白蛇を熱烈に支持していたのは、本国イギリスと日本のファンだったのだ。 「WALKING IN THE SHADOW OF THE BLUES」、「FOOL FOR YOUR LOVING」と死ぬほど好きな曲 が入っているし、大好きです。 先の3人は現在「カンパニー・オブ・スネイクス」にてこの時期の白蛇サウンドを伝承しています。
本国では「LIVE AT THE HAMMERSMITH」との2枚組として発売された、イアン・ペイス加入後である'80年6月23日と24日に英国ハマースミス・オデオンにて行われたライヴを収録した同年発表のライヴ・アルバム。 プロデューサーはマーティン・バーチ。 過去最高の演奏陣によるタイトかつダイナミックな演奏とディープかつソウルフルなデヴィッドの歌唱をベストな選曲で熱狂的な聴衆の下に聴かせた白熱のライヴだ。 オープニングには欠かせない軽快なナンバー「COME ON」、スタジオ盤よりも疾走感が増したことでかっこよさが格段に増している「SWEET TALKER」、今でもイントロが流れただけで鳥肌の立つ超名曲「WALKING IN THE SHADOW OF THE BLUES」、延々と繰り広げられるバンドのジャミング的な演奏が素晴らしい、本作のハイライト的位置に存在する「LOVE HUNTER」、バンドに成功をもたらしたヒット曲ならではの盛り上がりを見せる「FOOL FOR YOUR LOVING」、スタジオ盤以上に美しくデヴィッドの歌声も伸びやかな「AIN'T GONNA CRY NO MORE」、ブルージーでありながらもダイナミックな「READY AN' WILLING」、ハードに疾走する「TAKE ME WITH YOU」と、全楽曲がスタジオ版を凌駕するライヴ・アルバムの超名盤。