当時、雨後のたけのこのように登場したロックンロールバンドの中では 5本指に入る。 個人的には、スキッドロウを超えた魅力を感じた。 パフォーマンスは、ロックンロール系では最もエアロスミスに近い。 そして、ゼップ、ヴァンヘレンの持っていた魅力も兼ね備えている。 私は、上記ロックバンドの再来をいつも夢見ているため、どうしても THE SCREAMのようなロックンロール系には食指が伸びてしまう。 しかし、当時はあまりにそのモドキが多く、本当に憤懣やるかた なかった。 あまりに本質を理解せずに、単にロックンロールしているバンドが 多すぎた。 プリティボーイフロイド、エレクトリックエンジェルス、ブレットボーイズ、 ロックシティエンジェルス、ジャッカル、ジェットボーイ、 ジャンクヤード、ファスタープッシーキャット、シャークアイランド、 サウスギャング、ロウアンドオーダー、デンジャラストイズ とあげればキリがないほど、期待ハズレが多かった。 (個人的には、ガンズも期待ハズレに入るが。) そういう中でも、シンデレラ、ブリトニーフォックス、ポイズンは まあまあだったし、 キルフォースリルズ、ブラッククラウズ、ラフハウス、そしてこの THE SCREAMはピカイチだった。 本作を聴いて、全編、生粋のロックンロールを堪能して欲しい。 そして同じロックンロールでも、その違いを分かって欲しいと思う。 You Are All I Needは、モトリーがやりそうで、やれなかった名曲。