ニール・パートのDsだけでも緊張感がこのライヴは凄すぎ。 最初から最後まで神がかったドラミングで展開されるパフォーマンスは圧巻。特にゲディ・リーのベースが屋台骨になってそのアグレッシヴなサウンドに脂が乗る。(音質はたしかに良くはありませんが)ライヴのハイライトは「2112」だと思うけど、個人的には序盤の「Something For Nothing」がお気に入り。短い時間のなかでリズム隊の緊張感はこの曲が見事に醸している。(ZEPやPURPLEと並べても褪色ないその儚さっぽさにフィーリングを覚えたので)時代を感じさせるが、今でも聴く度に立体映画に映るような不思議なRUSHワールドの魅力に引き込まれる。