即効性の強い、ようするに強力なスピードナンバーが集結したSAXONの3rdアルバム。 全盛期の作品としては最もマイナーですが、先に述べた理由から実は最も取っ付き易いアルバムで、クオリティーも例に漏れず最高です。 「HEAVY METAL THUNDER」、「TO HELL AND BACK AGAIN」、「TAKING YOUR CHANCES」、「20,000FT」、バイクのスピード感、そしてそれに伴う高揚感をこれほどまで見事音楽に置き換えたものが他にあるでしょうか?ないよ!!「TAKING YOUR CHANCES」なんてマイナーな曲ですが、聴く度にゾクゾクしてしまいます。もう最高。 その他のミッドテンポの楽曲も実に魅力的。 初心者はまずこの3rdを聴きましょう。
WHEELS OF STEEL、DENIM AND LEATHERに比べると評価は低いのかもしれないけど、みなさんのおっしゃるようにこのアルバムの完成度は高く聴き所は多い。代表曲「HEAVY METAL THUNDER」「DALLAS 1PM」「2000FT」「STRONG ARM OF THE LAW」も良いが、「TO HELL AND BACK AGAIN」「TAKE YOUR CHANCES」もいい!SAXONを語る上で外せない必聴アルバムです。
前作「WHEELS OF STEEL」から僅かな製作期間で発表された'80年発表の3rd。 そのせいか、楽曲のインパクトは前作に比べて若干劣る気はするものの、ヘッド・バンガーズ・アンセムたる「HEAVY METAL THUNDER」を始め、メロディアスな疾走曲「TO HELL AND BACK AGAIN」、コーラスを共に叫びたくなるタイトル曲「STRONG ARM OF THE LAW」、轟音のようなイントロの「TAKING YOUR CHANCES」、フックのきいたギター・リフの「20,000 FT」、イントロのギター・メロディが秀逸な「HUNGRY YEARS」、メロディに爽快感さえ感じさせる「SIXTH FORM GIRLS」、幾重にも重ねられていくギター・リフが圧巻の「DALLAS 1 PM」といった名曲・佳曲が収録された充実作であることは間違いない。 リマスター盤には「20,000 FT」、「DALLAS 1 PM」、「HUNGRY YEARS」、「STRONG ARM OF THE LAW」、「HEAVY METAL THUNDER」の'81年のライヴ・ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録されている。