海外では必ずしも良い評価ばかりではなかったので、ちょっと心配しながら手を伸ばしてみました。僕もHIGASHIさんの仰るように、このGroupの持ち味はミディアムテンポのキャッチーでコンパクトな曲にあると思っていました。このアルバムでは、はっ!、とするメロディー、強烈なインパクトのある曲、は有るんです。が、マイナー調でHeavyな音がメインな本作から、何か「迷い」見たいなものを感じてしまいました。 THE FUGITIVEという曲、格好いい、けど、これはラナ・レーン(というより、エリック・ノーランダー氏)の影響が入ってるのかな。他の曲も、かなりテクニカルな面や複雑な展開を前面に出してる曲が有ったり、驚きました。彼らならではの部分も残っているとはいえ、新境地の開拓の為に、かなりの部分を失ってしまった気がします。ただし彼らの試みは、前向きに評価したいと思います。