B!ではあまり点数が伸びませんでしたが、僕はかなり気に入りました。 VAIN GLORY OPERAに続く彼らの4作目。前作の彼らならではの、劇的Operaテイストは若干陰をひそめてはいます。でも有る意味トビアスの「やっつけ仕事」によって、力を抜いて良いメロディーに集中できた分、「メロディーとパワー」に焦点を絞る事が出来、盛りだくさんだった前作に比べ、シンプルかつシャープな仕上がりになったと思います。前作の万華鏡のような音を期待すると、ややがっかりするかも知れないですね。 カルベロスさんの仰るとおり、良い曲は入っていますね!メロディーは綺麗だし、スピードに頼らなくても説得力は有ると思うので、一般メタルリスナーにもアピールする可能性は有ると思います。他にも、Arrows Fly、The Headless Game、美しいバラードLand of The Miracle他、全編美しいメロディーに溢れています。またこのシャープな方向性は決してフロックではなく、確実に後のAVANTASIAにも、前作の万華鏡Operaサウンドを加味した形で反映されていると思います。
個人的にはEDGUYの全作品のなかで、2番目に好きなアルバムです。「VAIN GLORY OPERA」などと比べると、だいぶ青臭さがぬけて、音楽的にも洗練されてきているのがすぐにわかります。特にアルバムのトリを飾る(ボーナストラックを除く)「THEATER OF SALVATION」には圧巻の一言ですわ。今からEDGUYを聴いてみたい、という方がいたらまずは傑作「MANDRAKE」を、そしてそれが気に入ったらこのアルバムに手をだしてみてください。
EDGUY初体験の人にはMANDRAKEをお薦めしますが、僕はこれが1番好きですね! 確かに疾走曲はBabylonよりGolden Dawn、Save Us Nowの方が完成度高いと思います。 サビの強さも後者は反則的だし(笑)バラエティに富んだ作品としても、明らかにMANDRAKEのが上だと思います。 しか~し!! これにはタイトル曲、超劇的名曲、Theater Of Salvationがあるじゃん!! この劇的さ、ドラマティックさは、MandrakeのThe Pharaohでも味わえませんな! 詳しくはこの曲を聴けでイヤミなくらい語っときましたが(笑)この「Hallelujah!Hallelujah!」は超・劇・的です!マジでグッときます!! トビアスは本当に突然における、希望的な場面転換で泣かせてくれます! この声で俺は特撮のヒーローものを彷彿しました(笑) メロスピ3大曲はEagle、Carry、Emeraldとして有名ですが、俺の裏3大はINSANIAのThe Land Of The Wintersun、AVANTASIAのThe Seven Angels、そしてこのTheater Of Salvationです。 ボーナストラックもオイシイね!! あ、バラードもMANDRAKEのWash Awayよりこっちの2曲のがイイか!