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TYRANNY (1998年)
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TYRANNY
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解説 - TYRANNY
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. かわち ★★ (2001-12-12 15:59:00)

私にとってのSHADOW GALLERYは1ST、2NDで止まっていた。その後NEWアルバムが出ていたのは知っていたが、「購入は後回しに・・・」という思いが強く現在に至ってしまった。
というのも「この2枚でこのバンドは十分お腹一杯だ。このバンドは今後も変わらぬ音楽をやっていくだけだろう」と甘く考えていたからだ。
しかし、最近のスピメロHM路線に少々飽きてきた感のある自分にこのバンドが非常に気になる存在になった。
というわけで、この間近くのCDショップで購入したのがこの「TYRANNY」(3RD)だ。
相変らずのプログレ大作アルバムで聴き応え充分。ゲストにD.C.クーパーやJ・ラブリエを迎えているが、それは「おまけ」のようなもので、それを抜きに聴いてもバンドの有り余る才能と技術が聴き手を「アナザー・ワールド」へ引き込んでいく。
うん、素晴らしいバンドだ。今年4THも出ているので(評判も良いみたいだし)これを聴き込んだら、早速買いだな。




3. なおきち ★★ (2003-05-13 14:19:00)

J・ラブリエがちょこっとゲスト参加しているが、マイクベーカーと比較していかにラブリエがいかにすごいVoなのかがわかる。



4. Amorphis ★★ (2003-10-18 21:53:00)

全く貶すつもりもなければ、駄作と言いたいわけでもないです。
非常によく出来た「プログレッシヴハードロック」アルバムだと思います。
構成の練り方も素晴らしく、各楽器の音の分離もハッキリして聞きやすいです。
なにより、非常にコンパクトにまとまっている。
ただ…
初めてこのアルバムを聴いた時はビビリました。
こんなにハッスルしているSHADOW GALLERYは初めて聴いたので…
静かな中の一瞬のキラメキみたいなのが好きだったので、
最初は「おまえもか…」なんてDREAM THEATER化したのかと思いました。
でも、やっぱりメロディや間の取り方はSHADOW GALLERY独特のものだと気づいて、
やっと馴染むことができました。
僕にとっては、馴染むまでにちょっと時間のかかったアルバムです。




5. オカケン ★★ (2003-12-23 10:16:00)

前作に続き、98年のベストアルバムとなった本作。
コンセプトアルバムとして作られ、今までよりメタリックとなり、ハードさを増している。
それによりインストパートの展開が劇的になり、前作では影を潜めたGとKeyとのソロバトルも存分に楽しめる。イングヴェイ好きにはこの辺がたまらんのよね~。
豪華なゲストVo陣(別に要らんかったけど)により、コンセプトアルバムとしてのストーリー性も増して、聴いていて分かりやすさも伝わってくると思う。
クイーンズライクの「マインドクライム」が好きな人なら、これも楽しんでもらえると思うんだけどな~。
コレだけのアルバムを作っても、評価されない(=売れない)っていうのは、あまりにも悲しい・・・。




6. Sleeper ★★ (2005-08-08 22:31:00)

SGはどれも良いアルバムなのに。↑の方にも指摘している人がいるけど
ヴォーカルが常に寸止めで、どうも気持ち悪さが残る。
ラブリエが参加しているほんの一瞬だけそれが無くなって・・・



7. hiromushi ★★ (2005-10-24 16:29:00)

確かにラブリエは痒いとこまで手が届くんだが・・・。
バンドのメンバーやコアなファンにしてみたら、これがベストなのではないで
しょうか。




8. ジーノ ★★ (2006-06-20 11:41:00)

メロディアスでプログレ的で演奏もうまい。前作の方が評判は良いが、本作も出来は素晴らしい。プログレハードの中でも群を抜いている。



9. 鶴巻 ★★ (2007-02-19 17:29:00)

個人的には90年代の名盤のひとつに挙げたいアルバムだ。
変則的だが、スピーディかつメロディアスな曲展開。
次々と被さってくるコーラス。
どの部分にもSHADOW GALLERYらしさが凝縮されている。
アルバム全体のボリュームはあるが、各曲は比較的コンパクトで聴きやすい。
特にB.オールマンのギター・ワークが冴えるバラードは感動的だ。



10. RIOT1970 ★★ (2012-05-24 16:31:59)

このアルバムに唯一欠点を見出すならば、サウンドプロダクションの
悪さだろう。この籠ったような音質さえなければ…




11. RIOT1970 ★★ (2013-03-03 07:50:34)

追記

アルバム解説 私論。

前作ではファンタジー指向のアルバムだったが、今回は現代フィクション小説
顔負けのコンセプト・アルバムである。
解説、歌詞に基づいたストーリーだが、
「兵器産業の巨大企業のエンジニアの男は大量破壊兵器の製造に関わっていた。
しかし、武器販売、経済的偽善に対する事を良しと思わない彼は、
企業に目を付けられ、解雇され、精神的苦痛を被っていた。
日々は流れ、彼はインターネットの世界に没入し、
ヴァーチャル・ラブに落ちていった。
それがきっかけで政府ネットワーク・ハッキングを行うサイバー・テロリスト
に豹変する。政府、兵器産業を癒着させる「新たなる世界の秩序」を唱える組織
に危険分子と見做された主人公は、その組織に追われる身になる。
主人公は逃亡先としてノース・ダコタにたどり着いたが、
 組織壊滅、兵器産業と癒着した政府、この腐りきった世界を変えようとした
彼だが、ここ、ノース・ダコタでは追われる事のない自由を手に入れた。

 世界を変える望みを捨てきれない主人公は逃亡生活を続け、やがては
クリスマスを迎える…」
といった感じなのだが、そのストーリーの続編は以後発売されるROOMVへと
繋がっていく。

とにかく、まず楽曲が好いし、テクニックも十分、知的な歌詞も良い。
歌詞カードに目を通しながら一枚通しで聴いていると
一冊の小説を読んだかの様な充実感がある。

まぁ、僕がこの世界観の凄さに気が付いたのはつい最近なのだが…
こうなってくるとレコーディングの音質の悪さが気になってくるが…

かの名作QueensrÿcheのOperation: Mindcrimeに相通ずるものを僕は感じた。
そしてDream TheaterのMetropolis Part2をも凌ぐ作品である事も確信した。



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