実のところ、RATTとの出会いはMOTLEYよりも先であった。「YOU'RE IN LOVE」の存在はかなり早くから知っており、「RATTって格好良いな」と思った記憶がある。しかし、本作をCDで入手したのはほんのつい最近。1STは随分前に入手して愛聴していたのだが、本作は長い間「購入保留」の状態だった。 この2NDは基本的には1STの延長線上で、音楽性が大きく変わりもしなければなにか新機軸を打ち出しているわけでもない。そこがいいのだ。RATTはウォーレンがへたなブルーズ趣味に傾倒しだしてからおかしくなったと考えるのは私だけであろうか。そういう意味で、ウォーレンはあまり好きなギタリストではなく、DIOへの加入もなくなったと聞いて嬉しかったりするのであった。 ちなみに本作は傑作である。ミドルテンポの楽曲をこうまでスリリングに聴かせてくれるバンドとして、やはりRATTは稀有な存在であった。
『傑作』! やっぱりオープニングの『You're In Love』で"OH!"と絶賛したな~。 独特の絶妙なタイミングで奏でるリズムギター、ブルージーなチョーキングのオンパレード は心地よく美しい! 『Never Use Love』、『Lay It Down』、『What You Give Is What You Get』等 RATT'N ROLL,LAメタル炸裂でかっこいい! なんといってもアルバムジャケの女性にまずブチのめされました(笑)ジャケ美し過ぎる! 当時、SCORPIONSの『LOVE AT FIRST STING』のLPといっしょに部屋に貼りつけてたな~。
久々の書き込みです。私は3rdで初めてRATTを知ったのですが、それよりもこの2nd、特に①~③までには完全にノックアウトです。確かに③LAY IT DOWN以降は・・・というご意見もあるかと思いますが、この①~③だけ取ってもHR/HM史に残る、といってもいいほどの完成度ではないかと思います。もう、身体が勝手に動き出す!って感じで。(もういい年なんだけどね・・・)
RATTのアルバムは5枚目まで持ってますが、これを一番よく聴いてます。 他のアルバムにはいくつか必ず捨て曲、好きになれない曲があるんだけど これだけは全曲通してすばらしい。 収録時間も30分強とコンパクトにまとまっていて、気軽に聴けるのも好感がもてる。 それにしても「GOT ME ON THE LINE」の最後の声、阿部寛に似すぎ‥(笑)
Rattは個人的にこれがベスト。このバンドは捨て曲が多いので傑作とか名盤とは呼べないものがあるが(もっともこのアルバムは一番捨て曲が少ない)、1-3枚目の佳い曲を集めて聴くのが良いと思う。You are in loveとLay it downのリフのキャチーさと弾きだされる音はこの時代のベストクラス。これだけでウォーレンは尊敬されてよいと思う。また彼のソロも前回のジョージの真似から、スピードを抑え、少しブルース色を加えた絶妙の加減が良い。曲はいまいちでもGive it allやBetween the eyesのソロは白眉の出来。
1985年リリースのメジャー2nd。最初に耳にしたのがLAY IT DOWN だったせいもあって何か変わったなと思ったものです。果たせるかな、アルバム全体では当時正直他にYOU'RE IN LOVEとYOU SHOULD KNOW BY NOWぐらいしか印象に残らなかったです。今聴き直してもやはりそう。何だろう、前作にあったノリと心地よい重量感、それにリフの奇抜さが薄れたように思うのですが。とは言えLAメタルならではのキャッチーさは持続しているので、より万人向けのメタルアルバムとしては本作の方が取っ付きやすいかも。