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CORNERSTONE (1979年)
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CORNERSTONE
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解説 - CORNERSTONE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. クーカイ ★★ (2001-12-16 22:38:00)

'79年発表。名曲「BABE」、「BOAT ON THE RIVER」を含む。アメリカン・プログレ・ハードものとしては、これが最後の作品であろう。本作の次に発表されたのが、爆発的なヒットとなった『PARADISE THEATER』だが、『PARADISE~』以降はコンセプト作は作ってもすでにプログレ・ハードではなくなっている。
同じアメリカン・プログレ・ハード・バンドであるKANSASも、プログレ・ハードからの転向を同じ時期に試みていたが、KANSASの方は上手くいかなかった。STYXは見事に成功したわけだが、それも束の間、ライヴ・アルバム『CAUGHT IN THE ACT』発表後、分裂・解散状態になってしまう。
'70年代の手法を用いて最高のものをつくりあげ、'80年代型STYX快進撃の布石としたという意味でも、本作の存在は大きい。
ただ、現時点でのKANSASとSTYXを比較してみてみると・・・。複雑なものを感じてしまうのも事実なのであった。




2. やまねこ ★★ (2002-08-17 21:52:00)

GRAND ILLUSIONあたりで手ごたえを掴んだSTYXの到達点は、本作のように
プログレ感覚をやや後退させたコンパクトで洗練された音創りに集約・象徴される。
そんなわけでSTYXの音楽性の収束的な意味合いが、本作には内包されていると言えよう。
アルバムのハイライトは、STYX最大のヒット曲Babe、アコギ民謡舞曲とでも形容したくなるBoat On The River、De Youngらしいコミカルなメロディアス曲Why Meあたり。
個人的には本作は過去2作と比較して薄っぺらな印象があり、あまり好きではない。
しかしながら、STYXの歌謡性を知る上で本作は、重要な作品であると思う。




3. ? ★★ (2002-12-21 17:18:00)

これ以降から(パラダイス・シアターを除く)あまりいいアルバムが出来なかった。
残念・・・『KILROY WAS HERE』は、「ミスター・ロボット」がちょっぴり・・・
ポップっぽくなってしまった。



4. チョッパー ★★ (2005-05-28 01:29:00)

産業ロックのどこが悪い?理屈抜き。極上の曲ばっかりの素晴らしいアルバム。
STYX初体験。よいな~。日本人好みの4畳半フォークっぽい「ボート・オン・ザ・リバー」
は歌謡曲ファン必聴の超名曲!!はまりまっせ~




5. 火薬バカ一代 ★★ (2010-11-15 17:47:38)

2週連続で全米№1の座に輝いた大ヒット・シングル“BABE”を収録し、アルバム自体も初登場第2位、現在までに300万枚以上のビッグ・セールスを記録する等、多くのファンから「STYXの代表作の一つ」として愛される'79年発表の9thアルバム。・・・なんだけど、個人的には初めて耳にした時はかなり戸惑った1枚。
従来のドラマティックなプログレ色を捨て去り、シンプル&コンパクトなAOR/産業ロック路線へとシフト・チェンジしたサウンドがその最大の理由で、例えば“BABE”は勿論優れた楽曲だと思うけど、これまでデニス・デ・ヤングは、もっと優れた楽曲を山ほど書いて来たわけで・・・。
但し、過去作と切り離して考えてみれば、ポップでお洒落でロマンティック、そしてどことなくオールディーズ/ポップスに通じる、ノスタルジックな雰囲気に包まれた本作は十分「名盤」の評価に値する内容。細部にまで拘りの感じられるアレンジの数々や、壮麗極まりないボーカル・ハーモニーの美しさには、STYX不変の美学が宿る。
本編の作風を代弁するかのようなアコースティカルで風通しの良い曲調が心地良い①、サックスの旋律が都会的な哀愁を演出する②、産業ロックのお手本の如きポップ&キャッチーな④、重厚に本編を締め括るラスト・ナンバー⑨など秀曲は数多いが、このアルバムを語る上で外せないのは、何と言ってもフォーク/トラッド調の⑤。アコーディオンとマンドリンが奏でる物悲しいメロディが欧州の景色を想起させる名曲で、数あるSTYXのバラード系楽曲の中でも、マイベストはこれで決まりですよ。




6. 北陸のガキメタル ★★★ (2013-04-06 21:22:05)

79年の9th。メロディ派のリスナー必聴の名盤。
全米大ヒットの名バラード③のBabeは個人的にはそこまで好きじゃないんだけど、これぞアメリカンプログレハード!(←間抜けなネーミングだよな笑)と言わんばかりの楽曲が目白押し。この頃になると相当プログレの影は薄いけど、プログレすぎず、ポップすぎずのキャッチーでドラマチックなハードロックって感じがまじでたまらんね。
これまた捨て曲無しで、サックスとギターの掛け合いがかっこいい②や渋くきめちゃってる⑤や⑨、LPのB面二曲目⑦も美しいバラード。なかでもお気に入りは④⑥⑧なんだけど、とくに⑧Edieは特に大好きで、サビの歌メロやシンセ、ギターの入りがめちゃめちゃアツくてかっこいい。さすがはいち早くシンセを取り入れたStyxならではって感じ。
この作品はホントもっとたくさんの人に聴いてもらいたい。


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