1975年11月21日、EMI Recordsよりリリースされた4thアルバム。
Queenの代表的なアルバムのひとつであり、本国イギリスで初めてチャート1位を記録したアルバム。当時のイギリスのポピュラー・ミュージック史上、最高の制作費がかかったといわれている。
Queenの代表曲のひとつである「Bohemian Rhapsody」はシングルカットされ、イギリスのチャートで9週間連続1位を記録した。「Queen II」のジャケットをモチーフにし、映像エフェクトを駆使したプロモーション・ビデオが製作され話題になった。それまでのポピュラー音楽の動画によるプロモーション形態は演奏シーンなどが主であったが、このビデオは世界で初めての「プロモーションを目的としたビデオ」として、一般的に認識されている。
本作と次作のアルバムタイトルは、アメリカのコメディ俳優マルクス兄弟の映画のタイトルから採られたものである。
本作と次作のアルバムジャケットに描かれたロゴマークは、Freddie Mercuryがメンバー4人の誕生星座を忠実にデザインした図柄をアレンジし直したものである。
また、2002年にはDVD-Audio版がリリースされ、全曲dtsの5.1ch化が行われた。現在発売されているミュージック・ビデオ収録のDVDのdts 5.1ch音声は、このDVD-Audio版の音声の流用である。
『ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、231位にランクイン。
Recorded:August – November 1975 at various studios
Producer:Roy Thomas Baker, Queen
4. Metropolis ★★ (2002-08-31 19:41:00)
QUEENは桁が違うのだなあ。
5. ライキチ ★★ (2003-01-22 20:24:00)
QUEENのアルバムで始めて買ったアルバム。買った当時はとことん聞いていましたね。
「ボヘミアンラプソティー」に注目されがちだが、このアルバムはトータル的に素晴らしい!
ビートルズやツェッぺリンなんかから出発した彼らだが、ここに来て、もはや既に完全な自分たちのオリジナルの世界を築き上げた。彼らほど柔軟性がありユニークな発想を持ったミュージシャンはなかなかお目にかかれないね。
そんな才能がこのアルバムでよく出ている。曲調もいろいろあって楽しめます。
ハーモニーの素晴らしさは言うまでもないよね。フレディも安定した上手い歌を聞かせてくれるし、ブライアンのギタートーンも凄い個性的だ。
とりあえず音楽聞いている人なら誰でも聞いて欲しい作品。一家に一枚!
9. Kamiko ★★ (2003-09-12 01:44:00)
ありがとう、フレディ。
そしてさようなら、フレディ。
10. JOE吉田 ★★ (2003-09-14 17:21:00)
3作の中でもその性格が一番強い。「ボヘミアンラプソティ」のような超ど級ソングもあるが、1曲づつでは今ひとつ地味。アルバム通して聴くべき。