MSGの中で初めて買ったLPがこれ。 黙示録の荘厳なMCから幕を開けるこのライブ盤こそ初期MSGの硬派なサウンドはRAINBOWと当時双璧だったことを如実に語ってくれる。これぞハードロックの基本“Armed and Ready"ポールレイモンドのkeyが印象的な“Cry for the Nations"大曲“Lost Horizons"そして“Into the Arena"と聴き所満載!Voについてはかなり修正されたからか全く下手とはこの時は思えなかった。 このアルバムを買った際もらったマイケルのポスターは未だに実家に貼ってある。学生時代目覚めるとそこにはフライングⅤを弾くマイケルシェンカー、リッチーブラックモア、ゲーリームーア、何故か菊池桃子が四方から目に飛び込んでくるのであった(笑)
確かにVoは控えめに言っても頼りないことこの上ない。特に"On And On"なんて聴いていて悲しくなってくる(でもこの曲はスタジオバージョンからしてそうだよな)。それでもこのアルバムを推すのは、"Into The Arena"はこのバージョンが最高だと思うから。オリジナルよりもややスロー気味のテンポのせいか、中盤からのメロディアスな部分がさらに際立って聞こえる。何度聴いても鳥肌モノの瞬間。
コージー在籍時の日本でのライヴアルバム。 選曲はこの時点でのほぼベストでしょう。 UFO時代の"Doctor Doctor"もプレイしてます。 UFOでの『STRANGERS IN THE NIGHT』ほどの超名盤というわけではないが、 やはり興味深いライヴアルバムであることに違いないです。 リマスター版ではコージーのドラムソロも収録した完全版らしいので、そっちも聴いてみたいですね。
コージーの切削リムを付けたスネアやタムの音がガンガン鳴ってて最高。RAINBOWよりバンドの音がすっきりしてるから、コージーがドラムを良く鳴らしているのがわかる。NEVER TRUST A STRANGERの、RIDEのCUPをカーンと鳴らすところとか、鳥肌モノ。センスいいなー。あのドラムセットを完璧に使いこなしている。"My Machine"だもんな。コージーの体調不良とか、ボーカル差し替えとかいろいろあるが、今聴いても素晴らしいライブ。"OneNight" at Budokanっていうタイトルも、今振り返るとマイケルとコージーの一期一会っていう風に思えて、感慨深いです。