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SPIRITUAL HEALING (1990年)
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SPIRITUAL HEALING
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解説 - SPIRITUAL HEALING

1990年2月16日、Combat Recordsよりリリースされた3rdアルバム。
ギタリストJames MurphyとベーシストTerry Butlerにとって在籍時唯一の、ドラマーBill Andrewsにとっては最後のアルバムである。
Schuldinerの書く詩の内容は、それまでのゴア系やホラー系の内容のものから社会問題を取り扱ったものへと変化した。これは次作でさらに洗練された形で現れることになる。
音楽的には、James Murphyの個性的なギタープレイがフューチャーされている点で、それまでより明らかにメロディを強調したものになっている。

Recorded:1989, Morrisound Recording, Tampa, Florida, USA
Producer:Chuck Schuldiner, Eric Greif
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. KUZU ★★ (2002-01-17 22:10:00)

僕はこれでDEATHを知りました。その後のも買っていたんですが。この1枚ほど聞き込むことがなかったので、僕はこの1枚にのみ1差し上げます。
この1枚は、DEATHの一連の作品群からすると、異色作で浮いている気もしますね。渡り鳥必殺リフメイカー:ジェームズ・マーフィー氏とのコラボレートが、独特の緊張感と切れ味をDEATHサウンドに加えている気がします。有る意味「聞き易い」1枚かも知れないですね。チャックならではの、テクニカル且つもの悲しい旋律は此処でも健在です。




2. Kamiko ★★ (2003-09-07 23:28:00)

爽やかな青空のもと、聖書を持ったオバサンや老人の表情がとても素晴らしい、狂気に満ちたジャケが優秀。
ツタツタという2ビートに強力な個性を感じるデスメタル黎明期のB級デス名作中の名作。
血みどろなギターソロ、身を抉るようなリフは、B級デスの範疇では語りきれない魅力がある。
演奏も楽曲構成も決して凄いとは言い切れないが、DEATHというバンド名を冠するに値するだけ世界観と雰囲気が濃厚な作品で、ボク自身はこのバンドの最高傑作だと思っている。
音質・演奏力・楽曲は音楽としてとても重要だが、決してメタルの魅力はそれだけではなく、前述の音響的評価に加えジャケ含め全体的な雰囲気と曲想・カリスマ性といったモノが共鳴し合って、初めて唯一無二の名盤となるのだ。




3. ローランDEATH ★★ (2003-10-19 22:06:00)

オールド・スクール・テイストが色濃く残る1990年作。
CHUCK、JAMESに加え、TERRY BUTLER(Ba)、BILL ANDOREWS(Ds)という布陣で作成。
音が良く、気持ちがよい。
ギター・ソロのパートでは、デスとは裏腹のメロディアスかつテクニカルなプレイが聴ける。




4. GEORGE ★★ (2004-05-04 20:12:00)

3rdだっけ?
走るパートももちろんいいんだけど、スローダウンしたときのズゥーンという感触がいかにもデスメタルらしくて好きだ。
曲構成やギターソロがこの後の変化を予期させるが、まだストレートな初期デステイストが色濃く残る好盤です。




5. Takayan ★★ (2004-12-02 00:18:00)

デスメタルといえばという感じです。最近は様式美に、こだわりすぎている感じがします。これでいいんです。これ以上のものは、必要ありません。



6. inoko ★★ (2005-01-08 11:16:00)

素晴らしいですね。メロディアスで有りながら商売っ気を微塵も感じさせない音が、とにかく「彼岸」という感じです。ぶにゅぶにゅ感とツブ立ち感が絶妙!



7. noiseism ★★ (2005-03-30 16:30:00)

DEATHの3rdアルバム。
James Murphyの美しいメロディがある分、前作よりはとっつきやすいかも。




8. イヌスケ ★★ (2005-12-07 23:06:00)

ジェイムズ・マーフィーが参加した3rd(1990年リリース)。
DEATH特有とも言えるオルタネイトピッキングによる滑らかなリフに磨きがかかった傑作。
前作よりも遥かにメロディが良くなり、マーフィーの影響が良い方向に出ています。
マーフィーはもちろん、チャック・シュルディナーのギターソロも素晴らしい。
テリー・バトラーとビル・アンドリュースのリズムも強力!
ジャケの右端のおばさん、実写だったら心霊写真。




9. ex_shimon ★★ (2006-02-12 23:04:00)

過去2作と比べて初めてデスっぽい



10. 火薬バカ一代 ★★ (2007-05-23 22:39:00)

MANTAS時代からの付き合いだったリック・ロッツ(G)が脱退、後任に凄腕Gギタリストとして知られる
ジェイムズ・マーフィを迎えて、'90年に発表した3rdアルバム。
プロデューサーにスコット・バーンズ、レコーディングにMORRI SOUNDスタジオというお馴染みの布陣で作り上げられた
本作は、その音作りといい、スピードよりも展開重視で畳み掛けてくる楽曲といい、大多数のファンが
DEATHの名前を聞いて想起するサウンドが、初めて聴かれるようになったアルバムでもある。
全体的にアングラ臭が薄まり、これまでになく垢抜けた雰囲気が漂っているのが特徴で
(あと、ヘヴィ・パートの引き摺るような重苦しさ)、これは新加入のジェイムズ・マーフィの弾く流麗なGソロが、
非常に正統派ヘヴィ・メタル・テイストが濃く、普遍的な魅力を備えているせいもあるのかな?
チャック・シュルデナーの美しくも壊れてる(狂ってる)Gソロと良い感じに対比を為しているだけでなく、
アルバム自体の取っ付き易さも高めてくれている印象。本作が日本デビュー作になったのも納得の仕上がりだ。
特に、疾走するGソロに耳奪われる②や、7分以上に及ぶアルバム・タイトル・トラック⑤、
チャックとジェイムズのハイテンションなGバトルが聴ける⑥辺りは、本作ならではの名曲じゃないかと。
尤も、次作『HUMAN』以降に比べるとリズム・パートはかなりシンプルなので、相変わらず
スラッシュ・メタル濃度は高め。スラッシャーも安心な、過渡期的な魅力も備えた1枚。




11. 鋼鉄ジーグ ★★ (2007-08-16 03:48:00)

勢い重視のスラッシュ

☆SPIRITUAL HEALINGS☆ ← このアルバムはバランスが良いのでお薦め!!!

テクニカル志向



12. Kriss ★★★ (2011-01-16 21:05:57)

スラッシュからデスへの過渡期にある3rdアルバム。
徐々にあの独特のメロディーがちらほらと。展開はまだかなりストレートなスラッシュメタル。
うまいのに異常なまでにのっぺりとしたドラムもこのアルバムの特徴(笑)
流麗なギターソロも素晴らしすぎる。
変に凝ったところがなく、中毒性が高いアルバム。
こういう普遍的なカッコよさこそがメタルに必要なものなんじゃないかなと思わされます。


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