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NIGHTFALL (1987年)
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NIGHTFALL
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解説 - NIGHTFALL
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. KUZU ★★ (2002-02-03 00:05:00)

単なるBLACK SABBATHフォロワーに留まらず、宗教色をも感じさせる、とことんHeavyなアルバム。北欧暗黒様式系の、旗手とも言える。アップテンポの部分を含む曲が、アルバムを通じてたった2曲。旧B面1曲目、葬送行進曲は、とても夜1人で聴けないほどの威圧感に満ちている。とにかく、これ引きずるようなリフに支配された1枚。メロディアスだが、ポップな甘さからは正反対の、宗教音楽のような厳めしさ・暗さの洪水。Heavy過ぎる。



2. Kamiko ★★ (2003-09-30 02:02:00)

メロディアスなドゥーム。宗教色が強いため、神々しい雰囲気がある。
かなりカッコいい。




3. イヌスケ ★★ (2003-12-05 23:13:00)

彼らの最高傑作と言っていい2nd。
3rdは薄っぺらい録音だが、本作はヴォーカル、ギター共に迫力ある音作りで、重く沈み込む楽曲を上手く演出している。
特筆すべきはマイク・ウェッドのギターソロ。
ほとんどのソロはウェッドによるものだが、何故クレジットされなかったのかは永遠の謎です。
これほどまでに感情表現のできるギタリストが他にいるだろうか?
技術も完璧!




4. Owl ★★ (2004-09-25 18:20:00)

初めて「ジャケ買い」したアルバム。その当時は学生で、「速い曲」を追い求めていたので、このアルバムはキツかった。でも、2ヶ月ぐらい前にたまたま某CDショップのサイトでこのアルバムを見つけて、懐かしくなって購入。聴いてみたらイケてた。スローだけど重くてリフがカッコいい。
それにしても、中ジャケ写真でメサイア・マーコリンが着ている「Messiah says Joey Tempest A Fucking Homo」って何?ジョーイ・テンペストが嫌いだったのかな?



5. 鉄鉢 ★★ (2006-01-03 21:20:00)

重厚。
如何にもドゥームなスローさ & ダークさ ・・・と言っても陰鬱ではなく、荘厳なムードすら漂うメロディアスなメタル。
メサイア・マコーリンの超巨体から発せられる歌声は、群を抜いた迫力 & ウマさ。
更に ↑ 上で皆さんが書かれてるとおり、ギターがイイ。スローだけど巧みで聴かせるソロ & リフ。バンドが醸し出す独特な雰囲気の、正に「胆」ですね。
様式美、そして官能美すら感じるヘヴィ・サウンド。
「Marche Funebre」・・・ こんなカッコいい葬送行進曲、他に無いですよ。




6. たいこばら ★★ (2010-07-06 13:20:00)

深夜番組で和田誠さんが紹介してました。
ウチの近くの貸しレコード屋は、何故か輸入版のHM/HRも置いてあり、
そこで借りて、かなり衝撃を受けました。
次作もいいけど、こちらが本命ですね。
ヨーロッパの陰の気品に満ち溢れています。



7. hiromushi ★★ (2011-12-29 18:52:11)

これ一枚だけで十分なほど聴き要素たっぷり&お腹にたまります。
起承転結でいうと起床まもないという作風、楽曲としては未消化で、最後の方には早くも
次作が気になるので、ハマると中毒性ある音楽かなーと。
演奏は丁寧、音質はいいし、無難なフレーズが多めなので全体としては煮えきらぬ不穏さが
いい味出しています。
ハイトーン時にオペラ風のVOの熱唱で何となくリピートできてしまい、
歌モンへヴィロックかも。
観念めいた独特のメロディラインは強力。




8. 失恋船長 ★★★ (2012-06-21 17:10:45)

漆黒の美学を追求する男、レイフ・エドリング率いるCANDLEMASSが新たなシンガー、メサイヤ・マコーリンを加入させて作り上げた1987年リリースの2nd。貫かれる闇の宴、暗く重く引きずる重厚なサウンドは初期サバスを想起させ北欧ならでなのでしょうか、徹底的に暗く湿った音像ながらもどこか儚げな幻想的世界観を映し出し独自のスタイルを披露してくれます。この手のサウンドを飽きさせる事無く聞かせるアレンジは実に素晴らしいですね。④のような曲を聴くと顕著に彼らが示すドラマ性を猛烈に感じさせられます、中毒性の高いリフワークと劇的な構築美が織り成す世界に、初期サバスのフォワローだけに留まらない個性を感じます。甘美な陶酔感を醸し出す唄メロの美しさとマコーリンのパフォーマンスを素晴らしく闇を艶やかなに照らします。たまにはこういったサウンドを聴きBGMにはなりえない劇的なドラマを堪能したいものですね。ちなみに⑥はショパンの葬送行進曲です



9. netal ★★★ (2016-02-28 18:00:29)

エピックドゥームを確立したバンドの代表作の一つ。

ダーク、スロー、ヘヴィというドゥームの王道を行くサウンドを基調としながら、そこに耽美的かつ宗教的な装いを加え、壮大な世界を作り上げている。
どの要素もエピックドゥームの金字塔とも呼びたい出来だが、特筆すべきは、ブックレットで闇の司祭と化したヴォーカル・Messiah Marcolin。
オペラチックな歌唱が重厚なリフと合わさり、畏怖さえ感じさせる芸術性をも帯びているように感じた。
エピックドゥームの金字塔との名声に偽り無しである。

気に入り度…96/100

おすすめ…The Well Of Souls



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