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正統派
LIZZY BORDEN
LOVE YOU TO PIECES
(1985年)
1.
Council for the Cauldron
(17)
2.
Psychopath
(4)
3.
Save Me
(3)
4.
Red Rum
(7)
5.
Love You to Pieces
(3)
6.
American Metal
(5)
7.
Flesheater
(3)
8.
Warfare
(3)
9.
Godiva
(6)
10.
Rod of Iron
(3)
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1.
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, 2.
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, 5.
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, 6.
American Metal
, 7.
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, 8.
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, 9.
Godiva
, 10.
Rod of Iron
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
HIGASHI
★★
(2002-02-11 23:15:00)
シアトリカルな面ばかりが注目されたが、今聴くとメチャクチャ正統派の音作りがされている。
元々メイデン型で高音Voのバンドは個人的にはダメなのだが、なぜかこれはセーフだった不思議なアルバム。1、2の流れは素晴らしいし、クセの強い5も結構ハマッた。
人の好みの境界線は本当に複雑で、先入感であのタイプはダメと思い込んではいけない事を教えてくれた貴重な一枚なのである。
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2.
KUZU
★★
(2004-09-04 18:45:00)
彼等の1stフルアルバム。HIGASHIさんの仰るように、IRON MAIDEN型の正統派メタルを演奏しています。当時としては音質もよく纏まっているほうだと思われ、彼等の標榜する、シアトリカルでソリッドな音が、しっかり主張しています。いいアルバムだったと思います。
僕はシャッフルが印象的なRED RUMという曲が一番好きでした。オープニングCOUNCIL FOR THE CALDRONもとてもかっこよかったです。
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3.
Owl
★★
(2004-10-14 06:43:00)
Save Me、Red Rum、Love You To Piecesなど、アナログでA面に収録されていた曲が佳曲揃い。
再発CDには、デビューEP「GIVE 'EM THE AXE」がまるまる収録されている。RAINBOWのカヴァー「LONG LIVE ROCK 'N' ROLL」も入っています。
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4.
巌摩麗
★★
(2005-07-27 20:50:00)
俺同様「ジャケ買い」した人は多いだろうなあ。
意外にも欧州風正統派メタル。
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5.
鉄仮面
★★
(2007-08-04 23:53:00)
American Metal が耳に残った。
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6.
失恋船長
★★★
(2014-08-04 16:12:13)
シンガーの芸名がリジー・ボーデンと言い、1892年にアメリカで起きた殺人犯の名前が由来となっています(限りなくクロだったようですが証拠不十分で無罪になり、尾ひれがついていまだに語り継がれる両親を斧で惨殺した女性殺人犯)ちなみにリジーさんは男性です。アリス・クーパーもこの事件を題材にした曲を作ったりと今で言うショックロックバンドの一郡としてストーリー性の高い楽曲と派手なステージが話題を呼んだバンドでした。クセのあるハイトーンヴォイスもしっかりとしたメロディをなぞりシリアスな面が強く打ち出され、ある種の色ものと見られがちな面を封じ込めていると思います。特筆すべきは印象的な旋律をメタリックに奏でるツインギターのプレイはキレもあるし素晴らしい出来栄えで目を見張るものがあるでしょう、またコンパクトだがドラマティックな楽曲は聴き応えも十分、計算されたステージ同様良く練り上げられている。この手のメタルはUS産のアングラシーンを語る上で外せないスタイルではありますが彼らはその中でも圧倒的な存在感とクオリティを誇っていた事を1985年リリースの1stとなる今作を聴き改めて思い知らされましたね。大真面目にバカな事をやる人は実は頭が良いのですよ。
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7.
火薬バカ一代
★★★
(2021-02-11 01:09:45)
その昔アメリカ社会を震撼させたという猟奇殺人事件の女性被疑者(裁判では無罪確定)よりバンド名を頂戴。JUDAS PRIEST、IRON MAIDENからの影響を伺わせるドラマティックな正統派HMサウンドと、KISS、ALICE COOPERの流れを汲むシアトリカルな要素を持ち込んだライブ・パフォーマンスとを組み合わせた「ショック・ロック」を標榜して人気を博したLAの5人組LIZZY BORDENが、'85年にMETAL BLADE RECORDSから発表した記念すべき1stフル・アルバム。
「アメリカのバンドらしからぬ正統派HMサウンドが魅力」と評されることが多く、冒頭にもそのように書きましたが、実のところ2nd以降はエンタメ色(陽性なノリ)が増強されるため、バンドとしての個性はしかと確立された反面、正統派HMそのものな音を期待すると「思ってたんと違う」と肩透かしを食らいかねないので注意が必要かと。
翻って本1stアルバムはというと、リーダーたるリジー・ボーデンのアクの強いハイトーンVoと、適度にテクニカルなツインGを活かして、LIZZY BORDEN版“KILL THE KING”といった趣きで突っ走るOPナンバー①から、劇的な哀愁のバラード⑤を経て、IRON MAIDEN調の回転の速いGリフが刻まれるスピード・チューン⑩に至るまで、大仰なハッタリの効いた、紛うかたなき欧州風味のHMスタイルを全編に亘って徹底。特に⑩は曲名こそ高級チョコレートみたいですが、LIZZY BORDEN屈指の名曲ですよ。
彼らの入門盤として強く推せる名作。日本盤はデビューEP『GIVE ‘EM THE AXE』(こちらも力作)と2㏌1仕様なのでお得ですよ。そしてこれがイケたら次作以降も是非。
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