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THE MURDERESS METAL ROAD SHOW (1985年)
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THE MURDERESS METAL ROAD SHOW
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解説 - THE MURDERESS METAL ROAD SHOW
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. かわち ★★ (2002-03-17 22:32:00)

1985年2月13日の金曜日!!にLAの「カントリー・クラブ」でのライブ。
彼らのライブは“血生臭いパフォーマンス"が売りのひとつだったが(雑誌でそれを見てびっくりしたのを思い出す)、やってる音楽はハイトーン・ボーカルとツイン・ギターを中心にした正統派HM。WASPのパフォーマンスと初期のクイーンズライチの音楽性を足したような感じです。(ちょっと誉めすぎかな?)
アルバムの出来としては、音質もそんなに良くないし、演奏も荒いし、マニアックなアルバムの部類に入るだろう。というか、私はこれを中古屋で確か1,000円位で購入したが、なんと定価が3,800円!!(1枚CD)の表示があり、「CD出たての頃はこんなに高かったんだ~」と妙に感心させられたのだった。今だったら、その値段で2枚買えちゃうもんね。




2. N.A.ROCKS ★★ (2012-02-18 21:33:40)

かわちさんが語られているように、演奏の出来はあまり良くないと思います。
しかし、ベスト盤としても機能しますし、なかなか良いライブなので全カタログの中ではマストだと思います。私は400円で買いました。
本バンドはUS正統派の中では好きな方です。



3. 失恋船長 ★★★ (2020-11-15 19:31:52)

デビューして間もないバンドが早い段階でライブアルバムをリリースするとは驚きですよね。普通は3枚くらいアルバムを出してからと思うのですが、このバンドはステージを見て欲しいと言うレーベルの移行もあるのでしょうがとにかく大英断ですよね。
ステージ映えするバンドのライブは、非常に生々しい演奏をパッケージ。そのおかげで彼らのライブを追体験できる仕様。これは本当にありがたいですね。修正がきつい名前だけのライブ盤とは一線を画す仕上がりだけでも大満足です。

ライブならではのヴァージョン違いにカヴァーソングもありますが、全てが良い方向に転んでおり、何ら違和感なく楽しめます。ライブでもテンションの下がらない熱量の豊富な演奏、火花散るツインギターと、冴えわたるリジーのフロントマンとしての役割、これがデビューして2、3年の新人のやる事かと驚きます。
音源も良いけど、同時期にリリースされた映像も見て欲しいですね。このバンド、血生臭いイメージがついていますが、ここで聴けるサウンドは、実に正統性の高いピュアメタルを披露しています。

今となっては、あの人は今状態の為に、メディアも含め話題に上ることもないでしょうけど、日本人が見れば少々バカバカしいショーも含め、ショックロックここにありと共に、それと同じくらい真面目な音が埋め尽くしています。
これぞメタルと呼ぶに相応しい、ドラマと硬質な一体感のあるサウンドメイク、絶妙なノリの良さとキャッチネス、その秀でたバランス感覚は全てを兼ね備えています。

タイプの違うツインギターコンビも、互いを尊重し合い高め合う姿勢も美しい。改めて、リジー・ボーデンは優れたバンドだと言うことを確認できるでしょうね。
リアルなライブ盤と言うのはありそうでないですからね。今作最大の聴きどころは、そこにあります。




4. 火薬バカ一代 ★★★ (2021-03-03 23:53:12)

‘85年2月、13日の金曜日にLAの「カントリークラブ」で行ったライブの模様が収められているLIZZY BORDEN初の実況録音盤。
まだ1st『LOVE YOU TO PIECES』1枚きりしか発表していない時点で、早くもレコード2枚組という大ボリュームのライブ盤リリースに踏み切る辺り、「LIZZY BORDENの神髄はライブ・パフォーマンスにあり!」との自信の程がビンビンに伝わってきます。当時の彼らはド派手なライティングの下、サンタクロースをバットでボコったり、バンド名の元ネタとなった殺人事件をなぞるかの如く、下着姿のモデルを斧で殺害後その生首(勿論マネキン)を掲げ持って歌ったりといった、KISSやALICE COOPERを更にスプラッターな方向にブーストさせたような過激な視覚効果を売りにしたライブを展開しており、映像抜きだとイマイチそのインパクトが伝わり辛い部分はあるのですが、逆に大仰なHMナンバーは芝居っ気たっぷりに、バラードは切々と歌い上げる首魁リジー・ボーデンのシンガーとしての実力や、虚飾に足を取られることなくバックを堅実に支える楽器陣の熟達ぶりに関しては、映像がないからこそ余計にハッキリと伝わってくるというもの。
疾走する名曲“GODIVA”を筆頭に、LIZZY BORDENのカタログの中で最もIRON MAIDENからの影響が色濃く打ち出されていた1st『LOVE YOU~』収録曲に加え、映画007シリーズ第13作『死ぬのは奴らだ』のテーマ曲のカヴァー、更にはアルバム未収録曲2曲まで盛り込まれた本編は、実に70分以上に及ぶサービス満点な内容。
LIZZY BORDENの何たるかが手っ取り早く理解できる、入門盤に最適な1枚かと。



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