『FLY ON THE WALL』に続いてサイモン・ライトが叩く第2弾。 プロデュースはヴァンダ&ヤングで、『WHO MADE WHO』と同じ体制だ。 旧知のプロデューサーを迎えてのシンプル&ポップなR'N'R路線。 それなりに悪くない曲ばかりだが、いささか軽すぎる上にグルーヴが弱い。 このアルバムの代表曲HeatseekerとThat's The Way I Wanna Rock'N'Rollも『LIVE』の方が数段クールなバージョンだ。 マニアでなくともAC/DCファンなら間違いなく楽しめる良盤だが、それはファンならではの話。 『DIRTY DEEDS DONE DIRT CHEAP』と同じく、悪くはないが「このCDを買え!」とは言いづらいアルバムだ。
昔AC/DCの事を良く知らないまま買ったAC/DC初体験盤。 ジャケのアンガス・ヤングのランドセルに半ズボンの写真は ドリフのコントか!とツッコミたくなる間抜けさだが、 中身はホンマモンの痛快ロックンロール通りだ。 どこかで聴いたようなフレーズだが、聴いた事の無いデジャヴすら感じる THAT'S THE WAY I WNNA ROCK N ROLLを聴けただけでもこのアルバムを 買った価値がある。オフロードレースのBGMなんかには持って来いだ。 アルバム全体でいうとテンション下がる曲も無くは無いが、 それにしても一般評価が低すぎるのでは? RAZORSEDGEに勝るとも劣らんと私的には思うのだが。