そう、みんなこれ聴いてみて。本格的なHR。キングの熱いVoと器用かつメロディアスなメイヤーのギター、曲もヴァラエティに富んでいる。冒頭の"The Way You Make Me Feel"から乗せてくれます。ハイライトは"Ready For The Common Man"かな。最初で最後の来日公演もかっこよかった。出会えてよかったと思える大切な1枚。
キング君好きです。 寝ながら聴いていた伊藤さんのFMで「Ready For The Common Man」がかかり、もしやこの声は!?と思っていたら、やっぱりでした。来日公演は確か五反田だったような。アットホームな雰囲気でとても楽しかったです。ジャケのデザインをプリントしたTシャツはその後数年間、僕のマストアイテムでした。生地が薄くて最後はボロボロになりましたが・・・ 曲のアレンジ、アコギ、ケルトちっくな?「ハート・アンド・ソウル」、フロイドをぶちこんだレスポール、バンド名、ジャケとどれをとっても最高です。
風格溢れる力強い楽曲と手堅い演奏が堪能できる一枚。 楽曲にはブルーズのみならず、ソウルミュージックや60年代サイケムーブメントあたりのエッセンスが垣間見られると感じました。女性コーラスやスラップベースなどが効果的に使われています。 結構個性が強いため正直好き嫌いが分かれるかな~と僕は思うんですが、非常にエモーショナルで深みのある曲が多いので、じっくり聴き込む方は気に入るのでは。 とは言え「READY FOR THE COMMON MAN」「MEDICINE MAN」あたりは王道HRで単純にカッコいいです。 で、やはりバンドの看板たるデイヴ・キングの歌唱が素晴らしい。単なるハイトーンではなく必死さが伝わると言うか、熱い感情の込められた高音を聴かせてくれます。声を張り上げた時の力強さ・芯の強さも出色。 独特の包み込むような音色でメロディ豊かなプレイを披露するマンディ・メイヤーのギターもいい。 この1枚で速攻解散したのが悔やまれます。
不作の90年代にあって、最高に素晴らしい正統派のハードロック。60年代テイストとブルーズフィーリングがあってしかも力強い。READY FOR THE COMMON MAN,MEDICIN MANあたりはもちろん素晴らしいが、パワーバラードのLET THE HEARTACE BEGINも心にしみる最高のロックバラード。ギターソロもジョンサイクスに肉迫するような美しいソロ。 しかしこうした名曲の数々を最高レベルにパッケージしたデュアン・バロン&ジョン・パーデルのプロデュースの良さがあってこそだ。全てがうまく噛み合った奇跡の1枚。