1stに比べ、音がこもって聞こえるところは難点だが、メロディにフックが増えたため(初期エクストリームのようなFUNKの要素)、キャッチーになった。 1stは、Dream in the darkの1曲だけが目立っているけれども、この2ndは粒ぞろいの楽曲だ。 特に1曲目 Last timeのルート音を刻んでいくところは型ではあるが非常にかっこいい。またダブルノートやピッキングスクラッチなどのジェイクらしいおかずが要所要所に入っており、エクストリームのDecade of decadanceを想起させる。 さらにタイトル曲Voodoo highwayは、スライドギターによるカッティングが鋭く切れる。 個人的には、オジー時代のジェイクの曲以上に、ハイトーンヴォイスが冴え渡っているとおもう。 レイギランはあまり脚光を浴びることがなかったかもしれないが、エリックマーティンやジョーリンターナーばりのハスキーな表情が魅力だった。 レイの死が本当に残念である。