LIVING IN A FANTASY とCAN'T BELIEVEが10点。その他の曲は良くても6点だったファーストに比べれば、こちらセカンドアルバムは少なくとも7から8点の曲が並ぶ、隠れた名盤なのだ。 確かにオウアーズ兄弟のネオクラ系プレイによる「華」はないが、ニック・バーのプレイは質感で圧倒的にオウアーズに勝る。 ファンの期待が盲目的であった分、失望の色が大きいアルバムだったが、今聴くと、これほど高品質な様式美系HRアルバムは珍しい。GODS OF WARは名曲。
これ、いいアルバムですよ。どうしても前作1st「LIONSHEART」で終わったような印象がありますが…。 このアルバムの"Gods Of War"を聴いてください。もしくは"I Believe In Love"を。 この2曲は間違いなく名曲です。このアルバムは中古で投売りされていることが多いので買ってください! ここからより深いブリティッシュ・ロックの世界へ、ネオ・クラシカル・ロックの世界への入り口にもなります。
1曲1曲はそれなりのSOUNDなんだよね。スティーブ・グリメットのVoは素晴らしいの一言だし…。しかし、1stのあの美旋律系の2曲が余りに印象深かった為に、このALBUMにそういった曲を期待していた人が強烈にがっかりした事は事実だろう。『GODS OF WAR』は確かにぐっと来たけど、それでも前作の方がインパクトはあった。中古で100円~400円あれば余裕で購入できます。出来れば2ndから入って1stに行って欲しいかな。だって、1stのインパクトでこのALBUMの本当に良い部分が見えなくなってしまう人が多いと思うから。こんな偉そうに書きこんだ俺は『見えなくなってしまった人』だ(笑)。
1994年2枚目。 ブリティッシュ・ハードロック好きにはたまらない王道。きっとスティーブ・グリメットの最高点。 キャッチーな"I Believe in Love"も面白いし、"Gods of War"は大作感漂う。スローな"Pain in My Heart"、"Who's the Wise Man"も1stより情感がこもっている。 ギターのニック・バーは良い仕事してますよ。2002年のFrictionも良く出来ているし、Killersの1stも彼のアイデアがあったのかな。