'82年発表。7枚目のスタジオ作。 「低迷期3部作」(勝手にそう呼んでいるが、『NIGHT IN THE RUTS』 ~『DONE WITH MIRRORS』までの3枚)の中では第2弾である。 多分本作は一般的には評価が低いのかもしれないが、実のところは勝負作だったのだ。 1曲目からやたらとテンションの高いスティーブンのVoが、本作にかける意気込みを 十分すぎるほど感じさせる。なにせジョーが辞めてブラッドも去ったため、エアロは両 翼をもぎとられたようなもの。ここが踏ん張りどころだった。 というわけで、本作は個人的には気合の入った充実作という位置付けである。 楽曲も粒揃い。ただ、やはりジョーとブラッドが不在であったのが、エアロであってエ アロではない不思議な雰囲気を醸し出していることは否めない。
駄作だなんて、とんでもないっ。とてもエアロっぽいし、ご機嫌なロックがこれでもか!と聴けますよ。 実は、エアロのアルバムを集めながら、「NIGHT IN THE RATS」と「ROCK IN A HARD PLACE」だけは購入していなかったんです。 低迷期3作…ということで、ジャケットもなんかダサイし…ということでエアロを知ってから10年近くもこの2作を聴かないでいたのですが、先日「HONKIN ON BOBO」を聴いてエアロ熱が加速! ついにこの2作も買ってみたのですが、ぜんぜん駄作なんかじゃないですよ! うおー、勿体無い、もっと早くに買っておけばよかった…
いわゆる「低迷期の作品」ということで、さらにはジョーとブラッドのいないエアロなんて…との偏見から本作を避けていたのですが、「HONKIN ON BOBO」でエアロ熱が高まり、買ってみました。 いまや、超ヘビロテ中♪すごいレベル高い作品で、エアロ印バリバリっすよ~!! ああ、エアロを聴くようになってから10年以上も本作を聴かないでいた自分がアホだった…
初めて買ったエアロのアルバム。 彼らについて何の予備知識も無かったから、「ジョー・ペリーってどの人?」なんて 思いながら聴いてました。後日、本作にはジョーが参加してないことを知るも 内容は文句無くかっこいいです。ジョー&ブラッド時代より疾走感が増量。 個人的には全盛期に較べても、なんら聴き劣りはしないと思います。 数年後の復活作である「PERMANENT VACATION」を聴いた時も、ピンとこなくて スピード感のある「ROCK IN A HARD PLACE」を聴き続けました。 それにしても邦題の「美獣乱舞」って…