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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. HIGASHI ★★ (2002-07-08 00:01:00)

MSG解散後の長い沈黙から久々に99年に発表されたソロアルバム。Survivorのフランキーサリヴァンやカートクオモの全面バックアップによるこの作品はオールドタイプのライトなアメリカンハードロックの味わいがする。
元々この手の音作りをしていた人だったんだけど、独特のヨーロピアンヴォイスがうまく生かされていない印象を受ける。LA.GunsやLepsもどきの曲を聴くと一抹の寂しさを感じてしまう。やはり彼には7、9、11のようなエモーショナルなバラードがよく似合うと僕は思う。万人に薦められる作品ではないけれど、悪くはないよ。そろそろ彼の新作が出てもいい頃なんでけどなぁ・・・




2. 銘菓ひよこ ★★ (2004-08-29 02:32:00)

この作品を聴くと、ロビン・マッコリーがどれだけマッコリー・シェンカーグループに貢献していたか、
マッコリーとシェンカーは対等な関係で作品を作っていたんだな、という事がよく分かると思う。
乾いているんだけど、どこかウェットな叙情性を感じさせるヴォーカルは健在だし、バラードにおける
歌唱はやはり素直に心に響く。なかなか質の高いハードポップが全編に渡って堪能出来る好盤だと思う。




3. 失恋船長 ★★ (2020-02-15 02:26:32)

1999年に我が国の、しかもZAINレコードからリリースされたソロアルバム(日本独自の発売に留まる)。 Survivorのフランキー・サリバンと、スタン・ブッシュやKISS関連のお仕事で有名なカート・クオモが全面バックアップ。ロビンの歌を中心に三者が絡む仕様と、レーベルもZAINだしね、聴く前から想像はついていたのだが、ライトなアメリカン仕様のチョイ足し欧州型メジャーロックサウンドを披露、期待を裏切らない教科書通りの作風に仕上がった。既にライブでは実証済みな、ロビンの押しの強さは、どんな楽曲も自分色に染め上げ、器用なのか不器用なのか、わからんくなるがロビン色に染め上げているのが印象的。そんな中で③のようなメロウなナンバーが飛び出すとグッと惹き寄せられますね。ギターのサリバンも押し引きを心得、邪魔にならぬよう個性を剥き出しに弾き倒しているのが心憎い。スライドが飛び出すのもエエ味だったぞ。

ロビンとマイケル・シャンカーの融合を素直に受け止められるマニアなら、安心してイケるサウンド。
Perfect Timing+MSGをフランキーサリバン&カート・クオモ風味に味付けしたようなスタイルに仕上がっていますよ。打ち込み系のリズムが足を引っ張っているな。



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