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ABANDON (1998年)
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ABANDON
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解説 - ABANDON
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. クーカイ ★★ (2002-07-10 18:50:00)

'98年発表。第8期2作目。
前作の『PURPENDICULAR』がやりたい放題しほうだいの作品だったのに対し、本作はガッチリとハードなものを意識している。
①がちょっとぬるいのが残念だが、②以降は結構聴かせどころの多い楽曲が目白押し。
中でも④と⑤は圧巻。それに、これは冒頭に持ってきてもらいたかった⑩は久々に疾走するHR曲だ。
12曲目にあの『IN ROCK』収録曲である名曲「BLUDSUCKER」を持ってきたのは、「原点回帰だぜ!」と宣言するには安易だが、「俺達はまだまだロックしてるぜ」という挨拶と考えるとこれもまたよし。
この作品も聴いちゃいないどころか、「あれ?出してたの?」という人が多かろうが、決して駄作ではない。これもあえて名作と評価させてもらう(やっぱり聴き手を選ぶだろうけど。昔のDPに思い入れの深い人には厳しいだろうし、今の若い人にはたるいだろうし。でもちょっと大人っぽいHRアルバムとして、完成度は高いと思うんだけどな。各メンバーのプレイもスリリングだし)。




2. クーカイ ★★ (2003-01-02 00:11:00)

'99年発表。『ABANDON』リリース後のツアーで、オーストラリアはメルボルンでのライヴを収録したもの。2枚組。
曲目はやはり『LIVE AT THE OLYMPIA '96』と重複するものが多いが(どうしても外せない曲ってあるよね)、『ABANDON』収録曲が聴けることと、モーズのソロが収録されていることが売りである。
特筆すべきはモーズのソロで、「イントロでポン」(・・・何じゃそりゃ)というか、「人間イントロスロットマシーン」(ああ・・・。ますます訳がわからん)というか、かなり面白いソロが聴ける。ちなみに私はツェッペリンとビートルズ、それにキンクスしか判らなかった。まあ、要するにギャギャギャ・・・というリフを刻みながら、途中で有名なバンドの有名な曲の、有名なフレーズを挿入するというものなんだけれど、遊び心に溢れていて個人的には感心した次第である。もう、絶対にリッチ-ならやらない代物だ。
総合的に見てかなり聴き応えがあるアルバムだし、音質も『~OLIMPIA'96』より良い様な気がする。ただ、あえて難点を挙げると、ギランがかなり高音を苦しげに歌っていることだ。気にしなければそんなに気にならないが、とにかく高音が出ない。誤魔化しながら歌っている姿は少し痛々しい。それでも、声の状態はかなり良かったほうだったのだろう。本当に駄目な時は全然駄目らしいから。




3. ハイウェイスター ★★ (2003-06-26 22:42:00)

基本的には前作「パーペンディキュラー」の延長線上に作られたようなアルバムであるが若干ハード目の曲が多く含まれているような気がする。
前作は殆ど捨て曲の無い完成度の高さを持っていたがそれに比較すると本作はやや見劣りする感は否めない。が前作に抵抗のない人であれば期待を大きく損なうような内容ではない。
③はブルース調の変わった曲で彼らのファンなら聴いておいたほうがいいだろう。
⑥はとてもメロディアスだし⑨はなかなかヘヴィだ。だがやはり一番の注目曲は⑩'69だろう。
なかなかキャッチーでノリノリのリフを持つこの曲は彼らの年代には不釣合いと思えるほどだが
これもパープルなら許されるのだろう。良くも悪くもあまり過去に執着しないバンドである。
アバンダンという意味深なタイトルと海水パンツ姿の男が摩天楼に飛び込むジャケットは何を意図しているのかはよく分からないがジョークとして受け取っていいのだろうか。



4. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-11-10 18:29:00)

前作同様、ジャジィな曲展開やファンキーなリズムなど根本的に変わらないのですが
全体的に暗くややヘビィに統一されている作品ですね。
多分、「サムタイム~~~」のような作品をファンは望んだんでしょうね。
しかし、ギランのボーカルは曲にマッチしてますね。




5. STORMBRINGER ★★ (2003-11-26 10:34:00)

「'69」は名曲だと思います。でも他の曲は俺は全然印象に残りませんでした・・・・。
実は俺はこのアルバムよりも「THE BATTLE RAGES ON」の方が好きです・・・・。




6. ら~しょん ★★ (2004-01-11 01:14:00)

前作はリッチー脱退後の解放感が作曲面で良い方向に作用し、名盤に仕上がったが、
今作はリラックスし過ぎて散漫になってしまった感じですね。
まあ、その中でも③④⑥⑩はなかなかの曲ですが。しかし⑥はもっと良いメロディをつけたら素晴らしい名曲になりそうなだけに惜しい!




7. Boogie ★★ (2004-04-20 03:56:00)

私はこのアルバムを当地オーストラリアで買いました。CDケースを見て「ブートかなぁ」と思いながらレジに持って行くと、店員が裏の棚から、まるでレンタルCDのように2枚の銀盤をひょいと取り出し、ケースをぱかっと開けてポンポンッとセットしてくれました。
内容といえば"Abandon"発表後ということもあり、Steveが大分バンドに馴染んでいる風に感じられ伸びやかにプレイする姿が印象的。特に同内容のDVDを見ても分かりますが、ステージ上の自然なインタープレイが伝わってきます。オリジナルに勝るとも劣らない叙情たっぷりのギターが鳴りひびく"Sometimes I feel like Screamin'"、このために買っても惜しくないアルバムかと思います。




8. はちべえ ★★ (2004-10-17 00:02:00)

「`69」は90年代パープルの中では、ベスト1である。このバンドが最も得意とする攻撃的HR。この曲は丸くない。尖っている。親父達もまだまだ爆発出来る火薬を隠し持っていたような曲である。逆にいうと私的考察ではジョン・ロードの脱退の始めの一歩を踏んでしまった曲なのではないか。クラシックや綺麗な音楽をこよなく愛する彼はこの時期、もう限界にきていたのだと思えてきてしまう。



9. ボーリンウォルシュ ★★ (2008-03-06 01:13:00)

最初は前作より散漫だなと思ってたが、聞いてるうちになかなかいいことに気づいた。前作よりラフな感じ。傑作


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