ん、ん、んーーーーん?期待が大きかっただけに、なんか、物足りない、良質なんだけど・・・。ガッツポーズは「④Light Years From Home」くらいかな・・・?なんで物足りないのか?→前作の「Back From Hell」のような爆裂チューンが無いから。前作のように〝ふっきれ爆裂系〟の曲と、「Nuclear Fire」「Red Rain」のような〝メロウ・パワー系〟の二極をアルバムに併存させることが、このバンドの差別的優位性だと思うが、いかがだろうか。
重厚すぎるリフ、強烈なハイトーンヴォーカル、勇壮でありながら哀愁を湛えたいかにもドイツなメロディ・・。最高 最近の欧州のメタルにありがちな甘ったるさは微塵も感じられない硬派なサウンドはまさに真の「ジャーマン」メタルと呼ぶにふさわしい(と思う)。 IRON SAIVIORやMETALIUMなんかの剛力で聴き手をねじふせるパワーメタルが好きな人は聴いてみる価値あり。