1993年5月31日、EMI Recordsよりリリースされた6thアルバム。
ヴォーカルのMichael KiskeとドラムのIngo Schwichtenberg在籍時最後のアルバムである。
バンド史上、本来のHelloweenから最もかけ離れた音楽性を持った折衷的な作品として知られ、リリースの際、多くのコアなファンからも拒絶された。
その音楽性は、バンドの最大の特徴であったパワーメタルサウンドを完全に排除し、シンセサイザー、アコースティック、少年合唱団、ヴァイオリン、オルガンなどのサウンドも持ち込み、中にはカントリーやグランジに影響を受けた楽曲も見受けられる。
結果としてアルバムの評判も売り上げも失敗に終わり、ツアー終了後、バンドはMichael KiskeとIngo Schwichtenbergの解雇に踏み切る。
Recorded:1992 at Chateau du Pape, Hamburg, Germany, mixed at Scream Studios, Los Angeles, United States
Producer:Helloween and Tommy Hansen, assisted by Michael Tibes