ライヴの呼吸が上手くつかめていると言うか、いきなり興奮がぐわ~っと上昇するあの感覚を味わわせてくれるライヴ盤です。これぞメタルのライヴ! 結局彼らのライヴは一度も観たことがなく、解散してしまったからもう無理なんですが、この空気を実際に体験したい気持ちにさせられます。「BALLS TO THE WALL!!」
ACCEPTはとにかくLIVEがかっこいい。高校生の時にみたLIVEは感動ものだった。恥ずかしいぐらいのLIVE PERFORMANCEだし。スタジオアルバムでは捨て曲だなあと思ってた曲もLIVEで聞くとかっこよくなっちゃうから不思議。PRINCESS OF THE DAWNではペールギュント組曲の山の魔王の宮殿もやっててめちゃめちゃかっこいい。(GLORYもやってたクラシックの名曲ね。ROUGH CUTTのTAKE HERのギターソロでもちょっとパクってる)やっぱこのバンドはライブバンドなのね。
今は2005年ですから、早いものでもう20年も経つんですね。メタルのライヴで感涙したのはACCEPTが最初で最後です。このアルバムはそのときの臨場感や会場との一体感がうまく伝わっていると思います。英語ですから、何を言っているのかほとんど分からないんだけど、ウドの熱いボーカルは言葉の壁を超えて魂に響きました。輸入版は1枚、国内版は2枚となっていますが、たった1分少々ですがBound To Failがエンディングで流れる国内版が絶対におすすめです。