サバスらしさ、というか、いわゆるヘヴィネスってのは感じられないように思います。これはもうすでに、アイオミの引きずるような重圧なリフはないといってもよいでしょう。しかし、一つ一つの曲はHM/HRとしてはなかなかの曲が聴けます。強いて言うなら、HEAVEN AND HELLのNEON KNIGHTSみたいな曲が多いっていえるかなぁ?サバス=ヘヴィリフっていう考えの人には???って感じだと思いますが、0フレットさんがおっしゃるように、1ギタリスト「トニー・アイオミ」の作品として評価されるべきアルバムでしょうね。そう考えると良いアルバムだと思います。
タイトル曲だけSABBATHっぽい音作りで、グレン・ヒューズの声を合っていない印象があります。 でも、他の曲は非常に高品質。「IN FOR THE KILL」や「NO STRANGER TO LOVE」なんて、グレン・ヒューズがヴォーカルだったからこそ名曲になったんだと思います。 個人的には「IOMMI」よりも格段に楽しめます。 ただ、もう少しベースの音が前に出てた方が、僕の好みには合ってたんですけど・・・・