このアルバム、誰も書き込んでないけど、俺は大好きっす!初っ端の「BE ALL,END ALL」 からしてカッコいいヨ。全篇に渡り、チャーリー・ベナンテの引きつり気味の凄いドラムが聴ける。これがまた凄いんだ!それに、削岩機の音のような破壊力のあるリフがイイ。ジョーイ・ベラドナの「歌」の要素が、初期の作品と比べると後退した感じはあるが、それでもしっかり歌ってるし、いい歌メロも聴かせてくれる。全体を通すと、スラッシュ/ハードコアのクロスオーヴァーした音の中に、ほんの少しヒップホップの要素が入ってきている感じがする。正統派HMの色を少し残す「BE ALL,END ALL」「WHO CARES WINS」や、ひねくれたメロディーが妙に耳に残る「MAKE ME LAUGH」、ハードコア色の強い「OUT OF SKGHT,OUT OF MIND」「SCHISM」、そしてTRUSTのカヴァーの「ANTISOCIAL」辺りが特に好きだな。
なんか評価が低いけどこれはいいです。 前作の「激しくポップ」路線を押し進めたANTHRAX節全開ですよ。 スラッシュの枠にとどまらない彼らの雑食性が顕著にでた好盤。 OUT OF SIGHT,OUT OF MINDやMISERY LOVES COMPANYを初めとして佳曲揃い。 再評価されてもいいと思うんだけど…