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TOKYO TAPES (1978年)
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TOKYO TAPES
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解説 - TOKYO TAPES

1978年8月、RCA Recordsよりリリースされたライヴアルバム。
ヨーロッパ、アメリカでも遅れてリリースされている。
RCA Recordsからの最後のリリースとなった。また、Uli Jon Roth在籍時最後の作品でもある。
その名のとおり、1978年4月24日、27日の中野サンプラザでの来日公演の模様が収録されている。
「Kōjō no Tsuki」は滝廉太郎の「荒城の月」のアレンジである。
「Hound Dog」はBig Mama Thorntonのカバー、「Long Tall Sally」はLittle Richardのカバーである。
また、「All Night Long」はスタジオアルバム未収録曲である。

Recorded:Nakano Sun Plaza, Tokyo, Japan, April 24 & 27, 1978
Producer:Dieter Dierks
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. H・W ★★ (2002-08-24 17:09:00)

言わずと知れた、ウリ・ロート在籍時代のライブ盤。
HR史上最高の哀愁シンガー、クラウス・マイネと、
HR史上最強のリズム・ギタリスト、ルドルフ・シェンカーと、
HR史上最強のリード・ギタリスト、ウリ・ロートの、
このライブ盤を聴かずして、めしがくえるか。
くえるかってんだ、えっ?!
失礼。
クラウスの声質は天からの授かりものである。
東西冷戦を終結させた(?)この、人類史上最も切ない声を聴けば、チンパンジーでも涙を流す。
ルドルフのリズム・ギターは殺人兵器である。
0.00005秒でワンストロークを完了させる(嘘)脅威のカミソリ・リフは、ふさふさ髪の毛を一瞬で丸ハゲにかえてしまうぐらいの切れ味である。
そしてウリのギターは宇宙に届くメッセージだ。
思いっきり音量を上げれば、きっとU.F.O.が「何事か」とおもって着陸するに違いない。
これを聴け!!




2. 正やん ★★ (2002-11-12 21:10:00)

Scorpionsは(というよりUlrich Rothは)やっぱりライブでこそ真価を発揮する!
In Tranceはスタジオ盤よりもずっと出来がいいぞ!一番泣けるのはWe'll Burn The Skyのギターソロかな。
それより、日本人の方が荒城の月の歌詞を知らないのはカッコ悪いかも?



3. ライキチ ★★ (2003-05-31 22:56:00)

初期スコーピオンズのベスト盤といってもいいと思います。スタジオ盤と引けを取らない作品だと思いますね。
ライブならではという物もありますしね。若かれし頃のウリのギターを満喫できる作品ともいえます。この頃はまだ仙人の域ではなかったかもしれない。仙人ウリジョンロートとハードロッカーウリジョンロートの違いがこの作品には見えます。あまりジミヘンぽいウリジョンは好きでないのだけど、ジミヘンから獲た技術があるからこそ今の表現力があるのだとつくづく実感。でもスコーピオンズ(クラウスマイネ)にはジミヘンぽい曲はイマイチあっていない気もします。
このライブではクラウスマイネの歌唱はとてもいい。
最近のスコーピオンズはこの頃の曲をめっきりやらなくなってしまったので貴重な音源といえばそうだと思います。この頃の曲もいっぱいやって欲しいな~。




4. 5150 ★★ (2003-09-18 18:21:00)

私が持ってるのは国内盤2枚組のやつだから結構レア?
これはライブアルバムの名盤だ。暗く哀しい初期SCORPIONSのベスト選曲と言っていいだろう。
クラウス・マイネ、なんてキレイな声してるんだ!?聴いていると心が洗われる。このライブにおいて彼は素晴らしいエモーショナルな歌唱を披露している。
ウリ・ジョン・ロートは、この頃から神懸っている。(正しくは仙人)「歌う」ギターソロ。
彼の紡ぐメロディは絶品。
はっきりいってスタジオ盤より遥かに迫力が増している。ほんとに素晴らしい。
個人的にSCORPIONSは暗く哀しいこの時代が好きだ。っていうかこれ以降は好きではない。




5. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-11-18 22:34:00)

当時、初めてスコピーのライブに出かけてしばらくして興奮冷めやまぬ中、いざ発売!
即、購入、針をおとした瞬間・・・。
う!ライブ会場で聴いた音と何か違う!!しかも、スタジオ盤の方が音圧の大きいし、当たり前ですが音のバランスも良い!
なんだか、このライブ大好きなウリ仙人のギターの音もか細いし、スカスカな音の処理・・・。
せっかくの名演を録音とミックスダウンする際になんとかしてよ~と思ったものです。
しかし、リマスターを聴いて、あ~~やっぱし音の処理でこんなに良いんだ~と痛感!!
やはりウリ時代のライブは最高でした。




6. エリカ・フォンティーヌ ★★ (2003-12-01 19:26:00)

スコーピオンズはウリ在籍時が一番でしたねやっぱり。このころの曲はどれもわたしごのみの雰囲気です。クラウスのヴォーカルは非常にすばらしいです。そういえばK-1MAXの元王者もアルバート・クラウスって名前ですね(関係ないか…)。ウリの魂のこもったギターはまさに仙人。ウリの歌はいらないです。



7. ら~しょん ★★ (2004-01-02 00:32:00)

決して初期スコーピオンズのベスト選曲とはいえないけど、代表曲はほぼ収められているので満足です。
このライブ盤でのウリ・ロートのギターワークの素晴らしさはスタジオ盤以上ですが、クラウス・マイネのVoも80年代以降とは違い、破壊力も兼ね備えていてかっこいいです。
荒城の月の名演にも脱帽ですね。




8. ★★ (2004-02-16 23:03:00)

歴史に残るライヴアルバムだとボクは思う。
かなりオススメ。




9. 3割2分5厘 ★★ (2004-03-09 21:14:00)

代表曲は一通り揃えてあります。1st~4th聞いてからの方がいいかと。
クラウスも、ウリも、マイケルも絶好調。聞いて下さい。




10. 甘木 ★★ (2004-05-07 15:19:00)

「荒城の月」イイです。



11. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-08-11 07:36:00)

素晴らしいライヴ盤!!!
もっと素晴らしいのは「荒城の月」の歌詞をちゃんと知ってて歌っている当時の日本人!!!今の若いもんは歌えねぇべさ。ちなみに僕も歌詞は知らなかった。尊敬します。
当時2枚組みという内容だったので収録曲も多く、もう少し蛇足な選曲を絞ったらスマートになったかなとは思うのですが、代表曲は押さえてあります。演奏自体もかなりテンションが高くてこっちが圧倒される。特にこの当時の日本の観客の熱さはなんだ!!!。演奏者と観衆の掛け合いバトルのような、ライヴはかくあるべしといった内容です。
面白いのはブックレットにある写真。時代を感じさせてくれます。おっ、ウリってスコーピオンズに居たんだ!(当たり前ですが実感がないもので・・・)とか、クラウスはまだこの頃は大丈夫だったとか・・・(笑)。一番ウケたのは修学旅行生に混じってメンバーが制服着て写っている写真。どうやって制服を調達したのでしょうか?。まさか周りの学生から「貸せっ!」と言って取り上げたんじゃないよなぁ。いずれにしても恥ずかしい一枚(笑)。ルドルフは意外にキマってるけど、ウリはよく見ると帽子しか被っていない。仙人にとっては常人のアホにはついていけね~ぜ、という感じだったのでしょうか。
そして、これまたジェケットが物議を醸し出した事でも知られています。っていうか、あんな薔薇に刀を垂直に突き刺したら、そりゃ誰だってアレにアレが刺さってるのを想像するでしょ!!!。でも欧米では発禁になったのに、日本盤はこのまま発売されたんですよね(笑)。なんか面白い話だね。
とにかくここで日本を制圧し、スコーピオンズの世界制覇は動き出します。
ルドルフの必殺秒速カミソリ刻みアリ、松下村塾・吉田松陰並みのウリ仙人直伝、超絶奏法指南御開帳アリ!!!。歴史に残るアルバムです。




12. 酒とバラの日々 ★★ (2004-11-02 21:08:00)

ウリ・ロートのギターがともかく気持ちいいアルバム。美しいトーンで流麗なフレージングを操るウリのギターには思わず恍惚となる。
なかなか聴きたいとは思いながらも縁が無くて今まで聴いてこなかったのだが、やっとこの前聴くことが出来た…素晴らしいアルバムだと思う。
ウリ時代の集大成的なアルバムとしても語られることの多いアルバムだし、演奏の質も非常に高い。
クラウス・マイネの良く伸びるツヤのある声もとても美しい。まあウリ・ロートのヴォーカルはちょっとアレだが…
でもウリ時代のスコーピオンズにこだわるファンが多いのも分かるような気がする。やっぱり日本人の感性にはグッとくるものがあるんでしょうか?




13. 春道 ★★ (2004-11-17 14:20:00)

Deep Purpleの「Made in Japan」の次に好きなライヴアルバム。ハードロックバンドの実力はライヴ盤を聴くと良く分かるが、この頃の蠍団は確かに凄い。何といってもルドルフおじさんの刻む硬そうなリフに乗っかるウリ仙人の伸びやかで華麗かつ独創的なフレーズがいい。
神懸ったライヴ盤だと信じています。



14. G.Kid ★★ (2005-12-05 17:53:00)

春道さんに激しく同意します。この頃のウリ(当時はウルリッヒ)は若き才能がほとばしったプレイをしていて、脱退直前のこのライヴはバンドのパフォーマンスも(その後のキャリアを含めても)最高のものだったと思います。ウリが尊敬していたM.シェンカーもそうですが、仙人や神に上り詰める前の燃え盛る勢いこそが一番輝きを放つのでしょう。特にこのアルバムはDeep Purpleの「Made in Japan」でのリッチー同様スタジオ盤を遥かに凌ぐ鬼気迫るプレイのてんこ盛りです。以下はこの2つ以外で僕のお気に入りのライヴアルバムです。ぜひぜひ聞いてみてください。
「U・F・O LIVE」(U・F・O)「LIVE AND DANGEROUS」(THIN LIZZY) 「LIVE ENERGY」(JOURNEY)



15. せーら ★★ (2005-12-22 17:49:00)

もう少し曲数を減らしてベストな選曲であれば、間違いなく心の一枚になっていた...
パフォーマンスはベスト。クラウスの歌唱が余りにも素晴らしい。
「荒城の月」の名演は、もはや伝説。




16. m.c.A.K. ★★ (2006-02-07 13:25:00)

私もパープルの「MADE IN JAPAN」、プリーストの「・・・IN THE EAST」と並んで超オススメのLIVE盤です。
スコピに限らず、この頃のスタジオ作品は、録音技術が未熟だったせいもあり、音がショボかったり、上手く録ろうとして妙に演奏がこざっぱりしている場合が多いんだけど、
ライブとなると俄然迫力が増して、スタジオ作品より数倍カッコよくなります。(最近のアーティストは逆の場合が多いような気がします・・・)
薔薇に刀が突き刺さって、そこから蜜?が溢れているというジャケット・・・ご想像の通りですが(^ ^;
とても美しいアートだと思います。スコピはジャケット見るだけでも面白いですね。




17. HUNTERヲヤヂ ★★ (2006-12-12 21:39:00)

SCORPIONSの最高傑作
ウリのギターにクラウスの熱唱。
We'll Burn The Skyなんぞ鳥肌が立ってくる。



18. 松戸帆船 ★★ (2007-08-08 16:26:00)

70年代の傑作ライヴアルバムの1つ。
スコーピオンズにおけるウリのラスト・パフォーマンスを収録。
何気に『荒城の月』が入っていたりと、かなり日本向けな内容です。
シュールな字体で書かれた「東京テープ」が不気味です。




19. Dr.Strangelove ★★ (2007-11-20 19:37:00)

このライヴ盤は良いですよ。
蠍団の作品の中でもお薦めの一枚。




20. ムッチー ★★ (2009-01-18 06:21:00)

ライヴアルバムの名盤。
全盛期のパワフルなパフォーマンスが圧巻です。
クラウスもこのころは飛ばしてますね。




21. テンさん ★★ (2010-05-08 16:32:00)

ウリ在籍時のアルバムは全部好きですがそのウリのライブにおけるギタープレイを堪能できます。ハードな曲もバラードもウリのギターは鳴き鳴きです。しかも、荒城の月っていう日本の名曲(私の時代は音楽の教科書に必ず載っていた)までサービスで演奏していますがこれがまたかっこいい。マイネの日本語の発音もすごいけどウリのギターは日本の曲にも怖いくらいマッチしてます。



22. 夢想家・I ★★★ (2011-03-30 17:16:50)

'78年発表のライヴ・アルバムです。
邦題「蠍団爆発!! ~スコーピオンズ・ライヴ」
まさに爆発!!といったテンションの演奏に大興奮です。
スゴいのが演奏が勢いを増しても泣きの繊細さは全く損なわれずに静と動のダイナミズムが強調されてほぼ全ての曲がアルバム以上に素晴らしいヴァージョンになっている事です。
更にクラウス・マイネの歌唱の素晴らしさ!一切フェイク無しでアルバム以上の迫力に圧倒されます、彼もまた、ROCKの神様から授けられた声の持ち主の一人であると実感します。

'70年代は色々なバンドがLIVE IN JAPANのアルバムを発表していずれも名盤として語り継がれていますがクラウス・マイネの「コンバンワッ」「オゲンキデスカッ」「スバラシイ」のMCや"荒城の月"の演奏等これほど日本のファンとの親密さがうかがえるアルバムは他に無いでしょう、初期SCORPIONSのBEST盤としても機能する一枚です。




23. ヤング兄弟 ★★ (2012-05-28 17:32:22)

このアルバムはDeep Purpleの「Made In Japan」と並んで評価されるべき名盤です。どの曲もスタジオテイク以上に迫力があって、メンバーの演奏もとても良いです。
特に「荒城の月」ではクラウスのヴォーカルとウリのギターがこれでもかと言う位マッチしています。




24. 失恋船長 ★★★ (2014-07-31 16:06:21)

数あるLIVE音源はありますが今作は間違いなく上位に位置する作品でしょう。艶のあるクラウスの歌声はキレまくっているし、ウリのまとわりつく官能的なギタープレイは聴きどころも多く、初期の代表曲を網羅したBEST OF スコーピオンズとも言える選曲の美味しさも手伝い、日本人好みとも言われた叙情的な哀愁溢れる官能美に胸焦がれます。個人的には見事な日本語で歌い上げた「荒城の月」を聴き日本人で良かったと誇らしい気持ちにさせてくれた、この曲をベストテイクに上げたいと思います



25. 火薬バカ一代 ★★★ (2016-10-20 23:37:54)

中野サンプラザでの初来日公演の模様を収めた実況録音盤(邦題『蠍団爆発!スコーピオンズ・ライブ』)。上り調子のバンドによる白熱のパフォーマンス、それを真っ向から迎え撃つ観客の熱狂とが克明に捉えられており、SCORPIONSの存在を一躍満天下に知らしめ、後の大躍進の切っ掛けになったというのも納得の1枚。
選曲も2nd~5thアルバムの美味しいところが押さえられていて、初期の彼らのベスト盤としても機能。無論、名曲を山ほど抱えているバンドゆえ漏れは当然あります。つか“HELL CAT”演るぐらいなら他に演るべき曲が幾らでもあるでしょ!とか思わなくもないのですが、いやでも既に脱退が確定していたウルリッヒ・ロート(G)への最後の接待だと思えば、楽勝で我慢できる…どころか、寧ろ名残惜しく感じられるぐらいですよ。
そして今回、そんなウリ以上の存在感を放つのがクラウス・マイネ(Vo)その人。テクニックや表現力に磨きを掛け、シンガーとして数段上のステージに昇った喉の手術以降に比べると、本作で炸裂する若さに任せたパワー全開のシャウトは、粗削りでありつつも、触れた物すべてを切り裂くような剃刀の如きエネルギーが迸る。お陰で収録曲はどれもスタジオ・バージョンを軽く凌駕する迫力を獲得。中でも“荒城の月”なんて、日本語詞を朗々歌い上げるクラウスの熱唱と、ウリのエモーショナル極まりない泣きのGプレイに、哀切に満ちた和風メロディとが相俟って、未だ語り草なのも当然の感動的な仕上がりっぷり。
尚、例によって海外では発禁食らったアートワークですが、どう見比べてもオリジナル(日本盤ジャケット)の方が素晴らしいことは言うまでもありません。



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