この曲を聴け!
FLY TO THE RAINBOW (1974年)
MyPage

FLY TO THE RAINBOW
モバイル向きページ 
解説 - FLY TO THE RAINBOW

1974年11月1日、RCA Recordsよりリリースされた2ndアルバム。
Uriah Heep、Rory Gallagher、UFOなどのサポーティング・アクトとして、西ドイツ国内ツアーを行う。サーキット中に、UFOのMick Boltonが失踪し、急遽代役ギタリストを務めたMichael(g.)がUFOに移籍。
1973年6月、Lothar Heimberg(b.)とWolfgang Dziony(ds.)が脱退。一時活動停止を余儀なくされる。
1974年、オーディションにより、Ulrich Roth(g.)とFrancis Buchholz(b.)、Jürgen Rosenthal(ds.)がメンバーに決定。RCAレコードと新たに契約し、今作を発表した。

Recorded:1974 at Musicland Studios, Munich, and at Studio Maschen, Germany
Producer:Scorpions, Frank Bornemann
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. うちう ★★ (2002-08-25 14:21:00)

ウリのプレイもそれほど目立っておらず、ジャケットも比較的まとも(笑)、そのうえ超名曲がないという地味なアルバムですが泣き・哀愁とジャーマンメタルの原点が詰まっています。
私にとっては存在感は薄いが生きていくには必ず必要な空気や水のようなアルバム。



2. はちみつ ★★ (2003-02-10 04:07:00)

ギターの「ギュイーン」で始まるオープニングなんかいかにもありがちすぎるけど、それがまたカッコイイ。ハード・ドライヴィン・ナンバーからまるでド演歌のバラード(M・シェンカー作)まで、おすすめの曲がめじろ押しの好盤。



3. アブちゃん ★★ (2003-03-11 22:37:00)

イラク攻撃が始まりそうな現在(March 2003)ブッシュ大統領にプレゼントしたいCDです。
・・・・猫に小判ですかね~?
このアルバムにSCORPIONS礼賛者としての私の全ての「愛」と「憧れ」と「情熱」と「虹」が凝縮されています。
もし、隣の横田基地にミサイルが飛んできたら、私はこのアルバムだけを持って逃げます。
そして、猛火に焼かれて死んだとしてもこのアルバムを離しません。
・・・・・ちょっと話が音楽的でなく横道にそれてしまいましたが....
この真のロマン派的音楽にひとり浸っているときではないような物騒な時代ですが、
このアルバムの存在こそ奇跡であり、このアルバムにめぐり合えたことは一眼の亀にあうようなスゴイ奇跡的なことだと、人生最高の出会いだと思います。
もはや私にはそれぞれの曲のことを評論するなんて...言葉にすることは...不可能なくらい...
愛しています。



4. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-11-15 22:37:00)

音楽王国独逸らしい、暗く劇的なサウンドとウリのブルージィな雰囲気のギタ-がとても良いです。
70年代中期のまだ実験的で個性が光る一枚なのです。
それにしてもこの頃のスコピーって音圧がでかくて最高!




5. 3割2分5厘 ★★ (2004-01-23 19:48:00)

結構いいアルバムだと思います。ちょっとダークでミドルテンポな気もしますが・・・



6. ★★ (2004-02-16 20:45:00)

邦題:電撃の蠍団。
このアルバムは凄い。
カミソリ・リフの「SPEEDY'S COMING」や、もはや演歌である(誉めてます)「FLY TO THE RAINBOW」など聴き所満載の一枚。
オススメです。




7. タンホイザ- ★★ (2004-03-07 05:25:00)

これは私にとってSCORPIONSのベストアルバムです。初発売当時、高校生だった私にとってこのアルバムは衝撃的でした。(確か国内では「IN TRANCE」が既に発売されていたと思う。)それまでの私的ハ-ドロック概念を根本的に変えたアルバムでした。それまではDEEP PURPLEに夢中になっていたのですが、メロデイラインやドラマティックな曲の構成といい私の趣味にピッタリなバンドでした。当時、の私の彼女もこのアルバムの「FLY PEPOLE FLY」がお気に入りでした。そう、このアルバムは私にとってLOVE SONGが詰まった思い出のアルバムなのです。私のお気に入りは「THIS IS MY SONG」です。また、歴代のドラマ-の中でユルゲン・ロ-ゼンタ-ルが初期の各曲やウルリッヒのギタ-に一番合う、と思うのは私だけでしようか。



8. せーら ★★ (2004-04-17 10:40:00)

74年発表の2ndアルバム。邦題「電撃の蠍団」。足にプロペラを付けて飛んでる人、というワケの分からないジャケットアートが印象的。
SCORPIONSの初期作品は全て大好きで甲乙付けがたいのですのですが、わたしは「IN TRANCE」と並んで、本作が特に好き。決め手は何と言っても名曲「FLY PEOPLE FLY」が収録されているから。演歌ロックと言っても過言でないこの曲は、クラウスの素晴らしいヴォーカルとウリの徹底的な泣きのギターが味わえる哀愁歌で、日本人の琴線に触れるメロディーは一度聴いたら忘れられません。
その他の曲も堪らなく美しい。凡曲は1曲もありません。
初期SCORPIONSは陰りのある哀愁美が持ち味で、ウリ脱退後のキャッチー路線、「LOVE AT FIRST STING」辺りにハマった人が本作を同じく好きになれるかどうかは分かりません。しかし初期時代、彼等が日本で圧倒的に支持されていたことから分かるように、わたし達日本人に訴えるメロディーを持ち合わせていることは確かです。是非一度お試しあれ。




9. ら~しょん ★★ (2004-11-05 22:27:00)

「演歌ロック」と評された初期SCORPIONSのサウンドを確立したアルバム。
攻撃性に関しては「IN TRANCE」以降に一歩譲るが、
Fly People Fly、Fly To The Rainbowを中心に
ドラマティックかつメロディアスな楽曲が目白押し。




10. Ranzzy ★★ (2005-07-09 03:12:00)

SPEEDY'S COMINGがいきなりかっこいい。そんな明るい曲と暗い曲が混在してる。(ウリのころのアルバムはみんなそうだけど。)FLY PEOPLE FLY, FLY TO THE RAINBOW, THIS IS MY SONGが好き。



11. ドクトル・メタル ★★ (2005-07-16 10:46:00)

1974年発売の2ND。
セーラさんの言われてる「堪らなく美しい」その一言に尽きる!
終始ギターが泣きまくっている。
LOVE AT FIRST STING(だったかな?)以降のキャッチーな魅力とは全く別種のかっこよさがココにはある。




12. 様式オヤジ ★★ (2005-10-18 23:31:00)

私にとってスコーピオンズといえば「Fly to the Rainbow」。
アルバム全体に流れるパワフルかつ泣きのメロディに病み付き状態です。
Fly People flyのイントロが流れてくるともう泣けますねぇ。



13. METALおやじ ★★ (2005-12-31 16:16:00)

私が高校3年生だった時、AMのNHK第一放送で、まだ日本では発売されていなかったこのアルバムから「SPEEDY'S COMING」がかかり、雷に撃たれたかのような衝撃が走った。大学入試を終え(当然浪人)、新宿の輸入盤屋へと急ぎ探し当てたのがこのアルバムだった。DEEP PURPLEでハード・ロックに目覚め、この曲とアルバムとの出会いによってその虜となった私にとっての歴史的3枚の中の一枚である。



14. BTB ★★ (2007-04-27 21:36:00)

ジャケットの人、なんか、ジブリっぽい



15. ジョージベラス ★★ (2008-07-02 23:29:00)

1974年に、こんな完成度の高いメロディアスハードロックがあったとは驚きです。しかも、ウリは当時マイケルよりギターが上手かったのが解る。全7曲とコンパクトですが捨て曲無し。インギーが認めただけあって、ウリ仙人は凄かったんだな。ジャケは意味が解りませんが、ウリ時代ではダントツ一番でしょう。



16. 失恋船長 ★★ (2008-11-11 22:09:00)

1974年に本格派HRバンドとして再デビューを果たした2nd
シンプルな構成の曲が多いが切れ味鋭いギターが印象的なフレーズを奏で
独特のトーンで叙情性を煽り泣かせてくれます
二枚目にして初期スコーピオンズのスタイルを確立しているのが凄い
くどいようだがウリのギターのエモーシュナルなギターが泣かせてくれますね
今のご時世に古臭いと感じる音もこの時代の空気
欧州産の湿り気たっぷりな世界観を堪能出来る好盤です
ジャーマンメタルといえども彼らは僕のイメージとはチョット違う




17. ムッチー ★★★ (2009-01-20 01:50:00)

次作『IN TRANCE』には少しだけ届かないけど、これもとても好きなアルバムです。
2枚目にして、既に独特のSCORPIONS節を確立していますね。
自分としては、80年代以降の洗練されたSCORPIONSよりも、初期のウリ(ウルリッヒ)在籍時の、
ジメジメに暗く、個性のある世界観が大好きなので、このアルバムは自分の好みにピッタリ。
泣きのメロディがつまった、SCORPIONSらしいアルバムです。




18. ジョージベラス ★★ (2009-02-10 15:59:00)

これは素晴らしい。この時代にこれだけの作品を作ったバンドは他にないのでは?
哀愁・叙情を持ち、ウリのギターが、泣きまくり。音質こそ悪いが、それ以上に
楽曲が良く、今でも、このバンドの中では一番クウォリティーが高いと思う。
ファーストアルバムがあまりにも酷かったので、良く、ここまで傑作を作った
ものだ。ウリの影響がかなりあると思うが、メロディアスハードの大傑作と
言ってもいいだろう。泣きたい人は買うべき。ほんと素晴らしいですよ。




19. Dr.Strangelove ★★ (2009-08-05 05:00:00)

あまり洗練されていないが、原石の輝きをもつ良作。



20. クライングV ★★ (2009-12-11 20:15:00)

スコーピオンズの中で一番好きなアルバムです。
3rdや4thのほうが攻撃的で名盤として挙げられることも多いですが
この2ndは全体的に叙情性や哀愁、美しさが際立っています。
特に、「FLY PEOPLE FLY」「 THIS IS MY SONG 」「FLY TO THE RAINBOW」は
演歌チックで泣き満載の名曲だと思います。



21. モブルールズ ★★ (2010-05-04 07:39:00)

まだ洗練されてない。でも強い個性があってそこが良い。



22. 朱雲 ★★ (2010-11-11 23:28:27)

名盤と呼ばれるアルバムも大抵は、つまんない曲が数曲があるんだけど、このアルバムは全曲良いね。
編集しないで、アルバムをそのまま流して楽しめるのが、良い。




23. 夢想家・I ★★★ (2011-03-25 17:39:33)

'74年発表の2ndアルバムです。
邦題「電撃の蠍団 ~フライ・トゥ・ザ・レインボウ」
個人的には本作がSCORPIONSの最高傑作です。
完全に個性が確立される直前のアルバムですがメロディーの美しさ、幻想的とさえ言えるドラマチックな展開の多いプログレタッチのアレンジ、そして暗すぎず重苦しすぎず程良い哀愁といった要素のバランスの均衡が取れていて収録曲全てがこのアルバムでしか聴けない独特の雰囲気を持っています。

一曲一曲の良さは勿論、アルバム全体の統一感も素晴らしく間違い無く自分にとって大切な位置を占める”我が心の一枚”と呼べる愛聴盤の一つです。




24. 火薬バカ一代 ★★★ (2016-10-11 22:30:35)

基本的音楽性の確立からウルリッヒ・ロート加入まで、SCORPIONSの重要な第一歩となった’74年発表の2ndアルバム。『電撃の蠍団』なる邦題も、原題『FLY TO THE RAINBOW』もカッコイイなぁ、とか思いながらジャケットに目を転じると、そこに描かれているのは謎の怪人プロペラ男。お前が虹まで飛ぶんかい。
ウリのインプロゼーション重視のGワークがダイナミックに炸裂する③(早くもリードVoも担当しちゃってますが)、静と動を切り替えながら10分に迫る長尺をドラマティックに語り切るアルバム表題曲⑧といった楽曲や、Key、メロトロンを隠し味的に用いたアレンジ術等、デビュー作で聴かせたクラウト/プログレッシブ・ロックの残り香を随所に漂わせつつも、イマイチ掴みどころがなかった前作に対し、こっちはウリ加入により増強された「泣きメロ」という強力な武器によって、焦点がきっちり絞り込まれています。
特に、バラード調の前半をスパニッシュ・タッチのGリフが切り裂く②、東北地方を巡業している昭和の演歌歌手ばりに泣きまくる④、哀愁に満ちたメロディとスウィングするリズムのコンビネーションに惹き込まれる⑤は、捨て曲なしの本編の中にあっても一際輝く名曲。シャウトよりもムーディに歌い上げることに重点を置いたクラウス・マイネの歌唱スタイルも、この時期ならではの魅力をサウンドに付与してくれています。
ウリ在籍時代のアルバムはいずれも甲乙つけ難いクオリティを誇りますが、「一番好きなアルバムは?」と問われたならば、個人的には真っ先にその名を挙げる1枚。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示