かなり地味な印象だ。「THUNDERSTEEL」「THE PRIVILEGE OF POWER」に溢れていたパワーや緊張感はない。ボビー・ジャーゾンベクが抜けてしまった事も、その印象に拍車をかけている。正直この辺りの淋しさは隠せない。やはりボビーには戻ってきて欲しい。ピート・ペレツの活躍の場もちょっと少ない気がするし、全体的に落ち着き過ぎた感じがする。マーク・リアリも年を取ったか・・・。 だがしかし、メロディーの秀逸さは、前作「SONS OF SOCIETY」を遥かに凌いでる!RIOT節は健在だ!前作で聴かれた「中途半端なメロディー」「過去の焼き直し的フレーズ」は見られない。確かに似たような楽曲はあるが、これはマイクディメオ加入後のRIOTの、一つのパターンとして捉えれば気にならない。年寄りになった(笑)マーク・リアリのギターは、ますます深みを増した気がするし、美麗なツイン・リードもまだまだイケる!パワフルなリズム隊が健在だったなら、「THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE」「INISHMORE」と同様の名盤になっただろう。 「THUNDERSTEEL」や「FIRE DOWN UNDER」を求めないRIOTファン(いるのかなぁ~?)や、欧州的な湿り気をもつHR/HMが好きな人にはお薦め!
①"TURN THE TABLE",③"CHAINS(REVOLVING)"車の中で流すほどお気に入り.特に③このざくざく感たまらぬ.マイク・ディメオ(vo),この手のナンバーだったら向いてる. 但ボビー・ジャーゾンべク(ds)抜けた穴でかい.マーク・リアリ(g)残念がるの分かる. 数少ない本格的正統派へヴィーメタル!!これからもどしどしいいものつくってくれえ!!