次作「IN SEARCH OF SANITY」でVoにスティーブ・グリメットが参加したことで注目されたこのバンドですが、実はこちらもなかなかの内容でした。Voはサイ・キーラーですが、この吐き捨て型のVoがスラッシュ然としていていい 発表された86年といえば、「MASTER OF PUPPETS」と同じ年であり、まさにスラッシュの王道のようなサウンドが聴けます。さすがに今聴くと音質は厳しいものがありますが、ザクザクゴリゴリしたリフは、スラッシュ好きにはかなり響くと思います。当時としては珍しく、英国のスラッシュバンドというのが一つの売りだったと思います。ま、ブリティッシュの薫りは全くありませんが(笑)
うわ、なつかしーこのアルバム!! このCDがリリースされてた頃と言えば、丁度このころ、ハードコア・パンクからメタルのアプローチを取り始めたGroupがUSやUKから、ぼちぼち出てきていた頃だったかなと思います(ENGLISH DOGSや、そういえばSUICIDAL TENDENCIESやらもかな)。吐き捨て型Voを乗せた、つんのめり気味に疾走する曲調が、迫力満点。オープニングのLet There Be Deathが、脳天を直撃したのを覚えてます。ちなみに、ここのgも実は独特の味を持ってて、好きだったんです。