2000年12月(日本)、2001年4月3日(アメリカ)にColumbia Recordsよりリリースされた11thアルバム。
1975年のデビューアルバム以来付き合ってきた、Columbia Recordsでの最後の作品となった。
脱退したSteve Perryの後任としてSteve Augeri、Steve Smithの後任としてDeen Castronovoを迎えて制作されたアルバムである。
日本で先行リリースした際に、インターネット上にデータが流出したのを見かねて、バンドはアメリカでのリリースを遅らせることにした。また、先行バーションを聴いたファンからのフィードバック意見も取り入れ、新たによりハードなロックチューンを2曲("World Gone Wild"、"Nothin' Comes Close")レコーディングしてアメリカ盤に組み入れた。代わりに"I'm Not That Way"はアルバムより外され、日本盤でしか聴けない曲になった。しかし、売上げは伸び悩み全米56位にとどまり、1977年の『Next』以来のゴールドにすら認定されない作品となった。
バンドはColumbia Records(Sony)との契約を解消し、80年代風ロックアーティスト専門のインディーズ・レーベルであるイタリアのFrontiers Recordsに移籍してオンライン・マーケットでの作品流通を開始した(これに伴い、日本におけるJourneyのアルバムの発売元はキングレコードとなっている)。
Recorded:Avatar Studios, New York City, 1999-2000
Producer:Kevin Shirley