TEN (1990年)
1. Hard Times (4)
2. Lucy (2)
4. Girl Crazy (1)
5. City (2)
8. She's Gone (7)
9. Let It Out (4)
10. Ten Lovers (14)
12. Surrender (22)



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TEN
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解説 - TEN

コメント・評価

Recent 50 Comments



1. m.c.A.K. ★★ (2002-10-18 16:20:00)

90年発表、タイトル通り彼らの10作目(YESTERDAY & TODAY時代含む)。
彼らの作品群においては、印象の薄い部類に入ってしまうかも知れませんが、ところがどっこい、中身のほうは大充実!いわゆる3部作(EARTHSHAKER,BLACK TIGER,MEAN STREAK)もいいけど、トータルの完成度では本作がNO.1じゃないかなぁ。貫禄十分・余裕たっぷりに聴かせ、時にHARD&HEAVYに疾走し、泣きメロで涙腺を刺激。彼らのエッセンスがギュッと詰まってます。特に“Surrender"はラストに相応しく、切なくも力強くアルバムを締めくくる名曲。
当時、PRIESTの「PAINKILLER」を買いに行った際、たまたまお金に余裕があり、何かもう一枚買っちゃおうかな~と思っていたところに、偶然目に止まったのが「TEN」だったんです。ジャケットもちょいSEXYだし(?)。でも、ほんと買ってよかった~。




2. Kamiko ★★ (2003-09-15 13:26:00)

10作目ということで「TEN]。
なんとアバウトなんだと思った。
そんなラフさが好きだ。
彼らの作はコレがイチバン!




3. けんしょー ★★ (2004-01-01 18:56:00)

なかなか内容が充実してると思いきや、外部ライターがいたり、過去の焼き直しみたいなとこもあり。
なんだか痛し痒しなんだけど、小さいことにこだわらなければ十分に楽しめますね。
それにしても最後の曲が"Surrender"とは、なんの因果か。




4. ユーロR ★★ (2005-04-21 23:11:00)

このアルバムが低評価なのは、聴いたことがない人が多いからだろう。
泣きが好きな人は一度聴いてみて!!
いや聴け!!



5. Maiky ★★ (2007-08-02 01:24:00)

(再結成直後のP・マンティスみたいな感じかな?) だから当然捨て曲も存在する
わけなんだけど、このアルバムはドラマティックな方に比重が高く、特にバラード系の
曲に良い曲が多い(3・6・10)のが嬉しい。 で、やっぱり極めつけは12の「SURRENDER」!
この曲はまるで異次元の素晴らしさ! 最後の最後にとんでもない曲を残したもんだ…
というわけで、Y&Tの最終章であるということと、琴線にふれる「泣き」の数曲に
価値を見出せるというのなら、是非聴いて見てください。



6. Maiky ★★ (2007-08-02 01:30:00)

ストレートなアメリカン・ロックとドラマティックなハード・ロックの二刀流のY&T。
(再結成直後のP・マンティスみたいな感じかな?) だから当然捨て曲も存在する
わけなんだけど、このアルバムはドラマティックな方に比重が高く、特にバラード系に
良い曲が多い(3・6・10)のが嬉しい。 で、やっぱり極めつけは12の「SURRENDER」!
この曲はまるで異次元の素晴らしさ! 最後の最後にとんでもない曲を残したもんだ…
というわけで、Y&Tの最終章であるということと、琴線にふれる「泣き」の数曲に
価値を見出せるというのなら、是非聴いて見てください。



7. りーやん ★★ (2007-08-26 13:08:00)

このアルバム製作後、Geffenから契約を打ち切られたY&T。Daveによると、製作時からその予感はあったとのこと。EnEarthed. Vo.1に入っている同時期の曲を聴いて思ったが、アルバムの統一感を優先させたためか、それとも曲の出し惜しみをしたのか、良い曲とそうでない曲との差が大きい。CD時代になり、曲数を増やすことが至上命題になったことも悪い方向に働いた。
音作りの関係もあり、全般にパワーが内に向かっているような印象を与える。辛い時期が続いたけど、頑張らなきゃというHard Timesから始まって、やっぱり降参のSurrenderで終わる。自虐的だ(いや、Surrenderはそういう歌詞ではないが)。
以下、各曲の解説&個人的評価です。
Hard Times ★★★★★
久しぶりのエモーショナルな楽曲。これは初期ファンも納得でしょう。
Lucy ★★☆☆☆
バックコーラスと掛け合いで歌う展開がY&Tとしては珍しい。1st verseのバッキングはWhitesnakeを意識したか(Geffenだから?)
Don't Be Afraid Of The Dark ★★★★☆
外部ライター作のバラードでシングルカットされた。良い曲だ。
Girl Crazy ★☆☆☆☆
ミディアムテンポのロックンロールナンバー。この手の曲は好きじゃないのでこの評価。
City ★★☆☆☆
外部ライターとの共作で、ブルージーなアコギとスライドギターから始まる曲。ギターソロは良い。
Come In From The Rain ★★★★☆
哀愁を帯びたメロディー。バラードタイプの楽曲。これもエモーショナルな曲でお気に入り。
Red Hot & Ready ★☆☆☆☆
Girl Crazyと同じくミッドテンポのロックンロール。こちらの方が出来は良い。外部ライターとの共作。
She's Gone ★★★☆☆
サビは繰り返しなのでつまらないが、ときどきハッするメロディーが聴ける。
Let It Out ★☆☆☆☆
外部ライター作。別に良い曲ではないのに入っているのはレコード会社との力関係?
Ten Lovers ★★★☆☆
アコギ1本から段々盛り上がる展開。同じメロディーの繰り返しではあるが、なかなかの1曲。
Goin' Off The Deep End ★★★★☆
Y&T史上、最速のナンバー。単純にかっこよい。
Surrender ★★★★★
突如出現した名曲。DaveソロのI Rememberの原曲か。このアルバムにはちょっと浮いているような。



8. MK-OVERDRIVE ★★ (2010-06-11 19:58:00)

1990年、取り敢えずのラストアルバム。前作同様本国ではGEFFEN、日本ではWPから発売ということで、個人的にはWPコレクションの1枚ぐらいのつもりでしかなかったです、少なくとも聴くまでは。確かに前作よりはY&Tらしいダイナミズムが戻ってきた気がします。しかし12曲も入っていると散漫に感じてしまうのは自分だけではないでしょう。それでも超名曲と言える曲がそこそこあるから救われます。ただ最後がSURRENDERとは、この曲自体は良くてもどこか不完全燃焼の感は否めません。メンバーも半分入れ替わったし。でもまぁいずれにしろ、間違っても駄作ではありませんヨ、決して。Y&Tにハズレ無し。



9. 火薬バカ一代 ★★★ (2015-08-17 01:02:22)

YESTERDAY & TODAY時代も含めると丁度10枚目の作品ということで、シンプルに『TEN』と名付けられた'90年発表の(Y&T名義では)7thアルバム。
バンドに対する注目度が下降線を辿りつつあった時期にあって、「俺達のY&Tが帰って来た」と比較的好意を持って迎えられた作品だけに、ポップ・メタル化著しかったここ数作に比べると、楽曲にはハードさが、デイヴ・メニケッティの歌とGプレイには「粘り」が戻って来ていることが確認できます。
と言ってもまんま初期の作風に立ち返ったわけじゃなく、マイク・ストーンが手掛けた音作りから、洗練を感じさせるアレンジ・センス、楽曲をキャッチー&コンパクトにまとめ上げるソング・ライティング術まで、ポップ・メタル路線の残り香もチラホラ。寧ろそうしたこれまでの試行錯誤が踏まえられているからこそ、本作は単なる過去の焼き直しではなく、折衷的魅力を湛えた好盤に仕上がったのではないかと。
本編前半には少々地味な印象も付き纏いますが、中盤以降の目を瞠る充実度でそれをリカバリー。取り分け、タメを効かせて盛り上がっていく⑥、息苦しい程にエモーション迸る⑩、ハード・ロッキンな熱さと泣きメロがドライヴする⑫は、デイヴ入魂の歌とギターが冴え渡る「これぞY&T!」な名曲っぷり。
彼らは本作発表後間もなく解散の道を選択してしまいますが、確かにこれ程の力作をモノにしたにも関わらずレコード会社から何の援護も受けられなければ、バンドの将来に対し悲観的になってしまったのもむべなるかな。(今は再結成してバンドもファンも皆ハッピー)



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