1980年3月23日、Columbia Recordsよりリリースされた6thアルバム。
バンド側は前2作を手掛けたRoy Thomas Bakerの音作りに不満を持ち、Kevin Elsonを共同プロデューサーの一人として起用した。本作は、バンドがジャム重視の実験的なサウンドからアリーナ・ロック的な方向性へ移行した作品として位置づけられており、Steve Perryはアルバム・タイトルについて「ちょっとした音楽的変化が進んでいたから、このアルバム名にした。僕達は自分達のルーツを幾らか残しつつ、幾らか脱却(Departure)したんだよ」と語っている。
本作のレコーディングでは19曲の新曲が用意されたが、完成したアルバムでは絞り込まれた。「Someday Soon」ではSteve PerryとGregg Rolie、「People and Places」ではSteve PerryとNeal Schonがリード・ボーカルを分担している。
Billboard 200では自身初のトップ10入りを果たし、全米8位を記録。1994年までに300万枚を売り上げ、RIAAよりトリプルプラチナに認定された。
Recorded:The Automatt, San Francisco, California, November 5–12, 1979
Producer:Geoff Workman, Kevin Elson