今アルバムはシンセのような電子音が多用され、舞台の宇宙を表現する斬新な内容になっている。クラシック一色だった今までのアルバムとはずいぶん違うので驚くこともあるかもしれない。しかし従来どおりのシンフォニックな曲も例えばPRINCE OF THE STARLIGHTなどで聴かれ、ルカの曲作りの幅広さを感じずにはいられない。単にオーケストラがサンプリング(?)やシンセになっただけのことだ。新たな手法を用いながらも「サントラのような曲を作る」彼の根幹は変わっておらず、やはり我々を感動させる。
PROPHET OF THE LAST ECLIPSE / LUCA TURILLIですが5曲目に収録されている prince of the star lightを聴いて感動しました。全体的にスピードナンバーがあり好きなALBUMなのですがバラードナンバーは必要無いと思います。メロデイックスピードメタル好きならやはりスピード感のある曲を1曲でも多く聞きたいのでは?自分だけかもしれませんが、バラードナンバーは他の音楽聴けばいくらでも聴けるのだからこういった優れたALBUMではバラードナンバーはせいぜい1~2曲で十分であって美しく壮大でダイナミックなスピード感溢れる曲をより増やした方が良いと言う気がした。全体的には非常に良い。
アルバム全体の世界観の統一具合が実に気持ちいい作品です!まさにイメージは宇宙ですね~。楽曲も壮大なインスト、バラードを含みつつもアグレッシブなもの中心で、こと疾走という面で言えば、スネア裏打ち疾走をあまりしないラプソディに比べて、裏打ち疾走を取り入れた曲が比較的多めなので、疾走好きな方はラプソディよりも満足するかもしれませんよ? メロディはもうクッサクサです!あんたにゃ勝てねえってくらいクッサクサですよ~!ドラマチックなメロディに疾走するリズム!「prince of the star light」はクサメタラー必聴だと思います。 ボーカルは相変わらず見事な歌唱を聴かせてくれます。
とにかく捨て曲なし!すごくドラマチック!こんだけ聞いても聞き飽きないアルバムはなかなかないでしょう。オーケストラと電子音をうまくとりこんでいて、lucaの世界観と宇宙のイメージをうまくミックスされていて、ほんとlucaに脱帽。 andre matosのボーナストラックは、マトスファンは絶対聞き逃すな!!サイコーだから!!