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CAROLINA COUNTY BALL (1974年)
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CAROLINA COUNTY BALL
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解説 - CAROLINA COUNTY BALL
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1. しょちゅ飲んごろ ★★★ (2019-06-28 09:06:07)

ロックンロール



2. ひょうすべ ★★★ (2023-06-01 07:43:48)

国内盤及び米国盤名「L.A./59」
ひょうすべがELFと出会った最初のアルバムで1,500円で購入。

ところで、皆さんは、ライヴが終った後、何を聴きながら帰路につきますか?
やっぱり、観に行ったアーティストのアルバムを聴いて、余韻に浸りますよね?
そう。家を出てから、家に着くまでがライヴですからね(笑)。

友人4人と観に行ったDIOのライヴ。
その帰りの車の中で友人がかけたのが、このアルバム。
「なんでこれなんだよ!」ツッコミがあったものの、車内は爆笑大盛り上がりだった。
だって、数十分前には、ドラゴンと戦っていたロニーが、車内では「ブギウギ ふらいで~ナイト」って歌ってんだよ。

さて、このアルバム、クライヴ・デイビス個人にごたごたがあった為、EPICを離れ、完全にPURPLE RECORDSとの契約となった。
PURPLE RECORDSはアメリカに販路がないので、MGMがアメリカ販売を請け負う形だ。
力関係は明らかに MGM >>>> PR 。欧州と米国(日本含む)では、アルバムタイトル及びジャケットが異なる。

欧州盤「Carolina County Ball」

米国盤「L.A./59」(日本もこちら)

なんで冒頭で書いて、いちいちここでも書くかというと・・・・

知らずに買ってしまったからだ(笑)。

今作は、ロジャー・グロヴァーが単独でプロデュースしている。
時期的には、ロジャーは既にDPを脱退しており、PURPLE RECORDSのスタッフとなっていた。
前作では、ベース兼任だったロニーもここからは、ボーカル専任。
新たなベーシストとして、グレイク・グルーバーが加入し、後のRAINBOWの母体ができあがった。

こうやってまた書くから、誤解されてしまうが、RAINBOWとは全く違うサウンド。
ELFの目標は、HUMBLE PIEということを忘れてはいけない。
ロニー自らも、このアルバムを “勢いの良いFACES” と評している。
(⑦"Rainbow"なんて曲があるけど、期待しちゃだめだよ。)

曲名を見ていただければ判るが、このアルバム。地名が多い。
1st発表の後、DEEP PURPLEと全米を巡ったが、DPはチャーター機に対し、彼らは自前のワゴン車だったそうで、メンバーは、そのワゴン車で寝泊まりをしていたらしい。
つまり、ELF流のロードアルバムなんだろう。

元々ELFに南部臭はない。
1作目は、南部臭をつけるために、わざわざ南部でレコーディングしたが、結局南部臭がつかなかった。
今作は1作目に比べ、土着感が楽曲に出ているにも関わらず、英国でのレコーディングだ。
同期のEAGLESのフォーマットを導入したのか? それとも ロジャーがめんどくさくなったのか?
前者であれば、根本が違う。そもそもグリン・ジョーンズは、EAGLESを「ロックバンドとは見ていなかった」ことだ。

なんというか・・・・
凄く“ちぐはぐ”なのだ。
ニューヨーカーが作ったアメリカ南部に影響を受けたロードソングに、
ロジャーがストリングスを導入しちゃったという “ちぐはぐ”。

でも、これが唯一無二のサウンドとなり、病みつきになってしまう(人をかなり選ぶけど・・・)
これは、ロニーが歌が上手いのは勿論、バックの演奏も相当上手いのが良かったと思う。

さて、先に書いたドラゴンとの戦い。
一緒にまわったアリス・クーパーのステージが、絞首刑から電気椅子へと変更になった頃だったそうで、このパフォーマンスがロニーにはかなり衝撃だったようだ。
なので、主になったDIOで再現したのね。


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