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GREAT WHITE (1984年)
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GREAT WHITE
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解説 - GREAT WHITE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. HIGASHI ★★ (2002-12-19 23:32:00)

記念すべき彼らのデビュー作品。
全く彼らのサウンドを知らない若いファンにはむしろこれの方がピンっと来るかも知れない。当時のLAメタルの隆盛に歩調を合わせた作品で、彼らが発表した中では異常にダークでラウドな仕上りになっているからだ。オープニングとラストの“Out of The Night"、“Dead End"などはLAメタルと言うよりNWOBHM系のスピードナンバーだし、“Stick It"、“Down Your Knees"は叩きつけるようなヘヴィなナンバーだ。その後の彼らの主流になるような渋めのロックや切ないバラードなどは収録されていないので、個人的には個性があまり感じられないのが残念だけど、レベルの高い作品ですよ、これ。




2. MK-OVERDRIVE ★★ (2004-04-23 03:02:00)

マジなHM満載の1st、しかしコケたんですと。だから日本では永らくCD化されなかったし、G.W.自体もマイナー落ちを余儀なくされました。でも、これを機に大人のHR路線に転換して成功するわけで、結果よしと考えましょう。さて本アルバム、走る曲は何かギクシャクしてたり、音質そのものも時代を感じさせますが、演奏のレベルは極めて高い(G.のマークはエディ(・ヴァン・ヘイレン)とタメ年)! こういう基礎があってこそ、のちの盤石アダルトHRが確立したと納得できる1枚です。



3. cozy_ima ★★ (2006-07-27 23:51:00)

当時、ジューダスに近いヘヴィメタルバンドと思われ、その後ブルース路線に
転向したように思われているが、本作はドッケンや1STのラット、あるいは
アイコンにも代表されるような、典型的なLAメタルである。
特にドンドッケンの肝いりで登場したこともあり、ドッケンに極めて近い
印象を受ける。
8ビート中心のため、リズムが若干単調に感じられるかもしれないが、
その後の彼らのキャリアからもわかるようにメロディは抜群だ。
あまり評価されていないようだが、個人的には数少ないLAメタルの名盤
中に入っている。




4. ロックの申し子 ★★ (2007-11-06 10:47:00)

これは、やはりメロディックなメタルでしょう。
冒頭曲をはじめ、心をときめかせてくれるようなどこかキャッチーなメロディが浮かび上がってくるようなサウンドなので、やはりアメリカのヘヴィ・メタル・バンドであることを感じさせてくれるのですね。
ヨーロッパのバンドだったら、もっと荒々しくて重々しかったでしょう。



5. モブルールズ ★★ (2009-06-02 22:04:00)

まあまあかな。



6. ジョージベラス ★★★ (2011-05-15 12:07:22)

これはLAメタルの名盤かと。この頃は、まだブルース色の無いメタル
でした。モトリーのstとポイズンに近いかな。なにげに彼らのアルバム
では1番好きだったりする。しかし、手に入れるのが困難かも。




7. 失恋船長 ★★★ (2014-01-05 12:26:49)

後のブルースに根差した渋めのロックサウンドからは想像もつかないど真ん中なL.Aメタルサウンドを聞かしてくれるデビューアルバム。そりゃあっさりディールを切られたら方向性に迷いも生じるわな。マーク・ケンドールの華やかで確かなテクニックが支える流麗なギターワークがとにかく心地よいです。当時の隆盛を極めつつあるシーンの中では真面目なサウンドを轟かせジャック・ラッセルの艶やかな歌声もビンビンに響き渡り1stとは思えない地に足を付けた一枚です。コンパクトに仕上げられた全十曲40分にも満たないランニングタイムですが頭とケツに疾走ナンバーを放り込みスカッと聞かせてくれますね。どっしりと構えたミドルナンバーの凄味と小気味よいリフワークと良く歌うソロプレイに身を委ね、いわゆるL.Aメタルな切れ味の楽曲群に高揚させられます。ノスタルジーと言われようがこの時代が肌に合うんだから仕方ないよね。新譜を買わなくなりましたが、こうして昔買っていたCDを改めて聞きなおし再発見する日々に探究心をくすぐられるものです。



8. 火薬バカ一代 ★★★ (2014-10-05 22:55:39)

GREAT WHITEと言えば、折からのLED ZEPPELIN人気の再燃やブルーズ・ブームを追い風に大ヒットを飛ばした『ONCE BITTEN』や『・・・TWICE SHY』こそが必聴盤なのでしょうが、個人的に彼らの作品で最も聴き直す頻度が高いのは、まだブルーズの「ブ」の字も見受けられない'84年発表のこの1stフル・アルバムだったりします。
マイケル・ワグナーが手掛けたブライトな音作りの下、溌剌と刻まれるGリフと「押しも引きも知ったこっちゃねえ」とばかりに若さ全開で歌いまくるジャック・ラッセルのVoを中心に組み立てられたサウンドは、まさに当時猛烈な勢いで伸して来ていたLAメタルそのもので、そこにブルージーな侘び寂びはほぼ皆無。
それでいて能天気にはならず、都会的とも言える冷ややかな感触と哀愁を宿しているのが本作の魅力。スピーディな①⑩や、ミッド・テンポの⑤といった正統派HMナンバーにおけるダブル・トラックで録られたマーク・ケンドールのGソロは微笑ましいぐらいJUDAS PRIESTしていますし、アコギを取り入れドラマティックに盛り上がる④も、ブルーズ・ロック的陰影よりは、ヨーロピアンHM伝来の様式美の方がより強く感じられます。
この路線では間違っても後の大成功はなかったと断言できますし、彼らにしてみりゃ若気の至り的1枚やもしれませんが、でもメタル脳的には本作が一番しっくり来るんだよなぁ、と。



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