呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン!(って古いですかね笑)。 SAXONにしては珍しく出来のいい重厚なアートワーク(今では僕のパソコンの壁画)が嬉しい彼らの初期の名曲ばかりをリメイクした作品がこれ。おそらく彼らの場合、“Unleashed The Beast"以降、着実に欧州では彼らに対する興味が復活してきたことを肌に感じ、新しくファンになった10代のキッズ達のために初期の名曲をリメイクしたんだと思います。それは今もなおライブバンドとして精力的にファンと接しているからこそできる芸当なんでしょうね、おそらく。うがった見方をすれば過去のものをリメイクして楽して稼ごうとしてんじゃないの?と外野は思うかも知れませんが、彼らはそんなゲスなバンドではありませんよ。 常にファンの目線と同じ位置に立ち、どうやったらファンに喜んでもらえるのだろうか?っと考えているからこそ、へんなミュージシャンシップに捉われずに、原曲に忠実な再現をしてみせる。そんな彼らだからこそ、こうして僕のように20年以上も飽きもせずついて行くファンを生むのだと思います。 クーカイさんがお察しの通り、今の彼らは再び勢いを取り戻しています。今年僕はイギリス、フランス、ドイツに行きましたが、日本では想像がつかないくらい人気を取り戻していると確信しました。日本で再評価されるためにも是非この日本盤を出して欲しい、と強く希望します! Positive Thought,Audience Enjoyment,and GO FOR IT AT All TIMES! これが僕らファンが愛し続けるSAXONのBAND PHILOSOPHYです。僕はこの考え方が大好きです!