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TALES FROM THE THOUSAND LAKES (1994年)
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TALES FROM THE THOUSAND LAKES
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解説 - TALES FROM THE THOUSAND LAKES
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. GIHALA ★★ (2002-12-31 23:00:00)

重い、凄く重いです。物質的な音の重さという事ではなく、曲が放つ雰囲気が重く、陰鬱です。他の「メロデス」と同様メロディアスである事に変わりないのですが、そのメロディーの質は哀しいと言うよりもとても暗いものです。また、voの唸る様な強烈な低音デス声がその音楽性と見事に合っています。



2. KUZU ★★ (2003-01-01 00:33:00)

ジャケットから受ける透明感が、音として表現されていながら、Voは深みのあるDeath声。ネオクラとは違う楽曲の北欧的な印象は、僕にはどうもKeyの使い方が初期EUROPEに近い感じがしたからそう感じたのかも。重いです、確かに。突っ走る曲は無いモノの、じっくりHeavyに、北欧的で暗くて透明感のあるメロディーを大事にした、良いアルバムと思います。プロダクションはドンマイです(分離が悪く籠もっている)。



3. うにぶ ★★ (2003-01-25 00:20:00)

メロデスというよりはゴシック/ドゥームっぽい印象です。曲のテンポも遅いし、雰囲気や歌い方もそんな感じ。メロディーがかなり独特で、リフなんかも個性的です。民族色が出てるのかな? 好き嫌いは分かれそう。私はちょっと肌に合いませんでした。
でもジャケ含めて全体の雰囲気づくりは上手いですね。他のバンドには真似のできない確固とした独自性が感じられるところは買いです。こういうのは一度はまったら抜けだせなくなりそう。
歌詞は『カレワラ』を題材にしてるらしいですが、読んだことないからうまく理解できなかったです。なんとなくアイヌの伝説にも似た感じに思えました。
バックグラウンドが分かれば、深く楽しめそうです。




4. DAYDREAM坂部 ★★ (2003-06-04 00:35:00)

デス・メタルといえばブルータルなもの、声が受け付けない、メロディーというかけらのないものという先入観を持って敬遠していたが、B誌のアルバム評価を見て、購入してしまった。それも限定DIGIで、実にメロディアスで、今までの、デス嫌いがイッキになくなりました。捨て曲なしのアルバムである。最後の曲のドアーズのカヴァーは、お気に入りである。



5. 鬼眉毛 ★★ (2004-04-28 18:46:00)

①の出だしから冷たーい雰囲気をかもしだしている。こういうの好きな人って多いのでは。デス声をうけつけないひとがいるが、楽器としてとらえてみてください。陰鬱で寒々しいメロディーとからまって極上の味を引き出します。



6. オレンジ ★★ (2004-10-23 21:57:00)

疾走感は希薄で、独自の世界観に彩られている。
他のメロデス勢と比べて特に異質なアルバムであった。プログレに近い感じか。
アルバムタイトルがピタっとはまってるアルバムである。



7. -27℃ ★★ (2005-06-10 12:57:00)

いわゆるデスメタルですが低いデス声とはいえ、
けもの感は感じません。
俺にとっちゃぁ、北欧の山肌に荒ぶ低~い風音といった感じ。笑
なので、荘厳なかんじですね。(ブラックメタルに形容される荘厳とは、また別)
暗く陰鬱ですが、それほどシリアスでストイックだというわけでもなく、
トリップする、というよりは彼等独自の音楽の世界にどっぷり浸れる作品。
時代が時代だからか、耳障りのいい音質で疲れない。秀逸!



8. ボドムっ子 ★★ (2005-10-18 01:49:00)

1stに比べると格段に良くなってます。
冷たい雰囲気と、民俗音楽っぽさとが合わさって面白いです。
ELEGYの礎はここで築かれてますね。
③THE CASTAWAYのメロディーなんかズバリです。




9. mokusatu ★★ (2006-08-18 03:02:00)

94年発表の2ndアルバムであり、デス・メタル界における革命の一つ。
デス・メタルの矜持と思われたファスト・ビートと獰猛さがズバーンと消し去られ、代わりに情感豊かな北欧民謡フレーズが全開放されたという、このためらいのなさが凄い。デス・メタルって何なんだろうと思わせるサウンド。
間延びして最早ドゥームの領域と言える歪んだリフの上を、ゆったりとした民謡ギターと透明度の強いシンセやピアノが常に流れ行き、そこに何故か救いようない咆哮デス声がドラマティックに物語を紡いでいくというスタイルは、今聴いても奇怪であり、何より不吉である。
ジャケが示す通り、暗黒に包まれた世界の神話を、雄大かつ神秘的に描く異形のデス・メタル・・・というかハード・ロック・ドゥームというか何というか・・・とにかくAMORPHISの原点です。
個人的には、前作からためらいのない音楽性の転換、獲得した情景の新境地によって、デス声は暴力ではなく暗黒的語りとして用い得る事を証明してくれた(歌唱としては何の魅力もない)アルバム。これは非常にプログレッシブな表現だと思う。
言い過ぎると、プログレッシブ・ロック界隈でデス声の使用が一度も流行らなかったのなら、それはプログレ界の狭量な見識を示すと言っていいと思うが(確かエイリオンとかいうアルバムだかバンドだかのプログレ・メタルで使用されていて、この人は早いなーと思った記憶がある)。
正直アレンジはマイナーぽいし、演奏は「贔屓目に言っても」B級なので、今現在、歴史の記念碑アルバムとして以上に楽しめるかどうか分かりませんが、実のところムード重視の姿勢は4th「TUONELA」とそれほど変わらないと思います。そんな説を見掛けた事はありませんけど。




10. メロ好きデス ★★ (2007-09-15 21:52:00)

AMORPHISは評判の良いのだけ抜粋して持っているので、この作品と「ELEGY」と最近、購入した最新盤の「Silent Waters」、どれも名盤で、いいですね。
この作品は10年以上の前の作品で、自分の好きな疾走感あるメロディック・デスではないけど、北欧の冷たくて暗い感じのメロディが耳に残ります。



11. 養豚場 ★★ (2009-05-31 08:47:00)

聞きながら心地よく眠れるメロディックデスメタル。



12. IWSK ★★ (2015-07-28 00:00:20)

In Flamesもそうだったがこちらも惜しみなく北欧民謡フレーズを惜しみなく使っている。メロデスという言葉や定義がなかった当時、流行に乗らず自らの音楽性を追求した姿勢はチャレンジャーといか言いようがない。デスメタルにしては遅くどちらかと言えばドゥームで、ボーカルはデスとクリーンの両方があり、しかもメロディアスで哀愁たっぷりだ。さらに題材がカレワラなのでますますとっつきにくい。そんな作風だから当然論争も起きたと思う。しかし異色中の異色だからこそ他の追随を許さない孤高の存在となれたのだろう。また2ndで冷たく重い雰囲気を表現できている点も評価すべきだ。


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